ご覧いただき、ありがとうございます!
本日は、『CRAZY CHA!N (クレチェン)』のネタバレ無しの感想・レビュー、総評などを書かせていただきます。
ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、「100%ネタバレ無し」とは言い切れませんので、ご注意くださいませ。

「全体感想」と「キャラ別感想」の両方が書かれた記事では、「全体感想」のみをお読みいただければ、よりネタバレを避けることができると思います!
クレチェンのおすすめポイント
作品紹介
(動画:公式サイト)
聖女をやめるため恋をする。
――いいや。恋も救国も果たしてみせるさ。遥か昔、ヨーロッパの二国が始めた戦争。
発展する神秘と技術を用いた戦いは今もなお続き、
すでに千年が経とうとしている。時は西暦2400年。
救国の聖女、ジャンヌ・ダルクの存在も
次代次代へと継がれていく中で形骸化していた。【聖女の加護】を受けて田舎に生まれ落ちた17代目ジャンヌ・ダルク。
彼女の願いはただひとつ――聖女なんてやめたい。彼女は知る。
救国に導くか、恋をすることで聖女はその力を失う……と。「そうだ。救国の条件を探しながら恋をすれば最終的に聖女をやめられるじゃないか」
戒めの鎖をかけられた破天荒聖女は
聖女をやめるため、槍を片手に戦場を駆ける!――この恋は、鎖で縛れるほど容易くない。
(引用:Nintendo Store作品ページ)
攻略順・攻略制限について
下記のように、公式アカウントによると、初回から攻略可能なのは、レクス、ヴァーデス、クロノールの3人。
攻略制限のある残りの3人は、フラトニス→リーズ→Godと、攻略順が決まっています。
個人的には、攻略制限なしの3人の中で、順番を決めるとしたら、クロノールを最後にした方が良さそうだと感じました。
ですので、もしオススメするとしたら、下記のような順になります。
全体感想
破天荒聖女の冒険ファンタジー
主人公は、17代目ジャンヌ・ダルクのソフィアちゃん。
ソフィアちゃんは、幼い頃から鍛錬してきたため、「乙女ゲーム界で、こんなに強い主人公はなかなかいないのでは?!」と思うほど、精神的にも肉体的にも強いです。
戦闘シーンでは、槍を武器に前衛で戦う姿がとてもカッコ良かった!
恋愛面もしっかり描かれていたのですが、私としては、なぜかそこまで恋愛色が濃くない印象を受けました。



ソフィアちゃんが男気溢れる、強すぎる女の子だったからかなぁ。
「女性が主人公の冒険ファンタジー(恋愛要素あり)」という感じでしょうか。
乙女ゲーマーさんに限らず、幅広い層に楽しんでもらえそうな作品だと思いました。
戦闘だけでなく、恋愛もリードする主人公
聖女としての使命を果たすつもりはあるものの、一方で、恋にも意欲を燃やすソフィアちゃん。
そんな彼女に対して、加護を与える存在である【God】がある戒めの鎖をかけます。
ソフィアちゃんは、最初は「聖女を辞めるために恋をしたい」という気持ちだったのですが…。
本気で男性のことを好きになって、「その相手と恋をしたいから聖女を辞めたい」という気持ちに変わっていきます。
ソフィアちゃんの方から告白することも少なくなく、恋愛をリードするタイプの珍しいヒロインだったと思います。
恋愛する上では、彼女がジャンヌダルクという存在なので、お相手の男性が二の足を踏んでしまう場合もあったりして…。
そんな時には、ソフィアちゃんの方からガツガツ攻めて相手の心を掴んでいました!
魅力的なサブキャラが多数登場
この作品は、ルートごとに全然違うストーリーになっていたところが素晴らしかったと思います。



ラスボス的な存在がそれぞれ違って、面白かったです!
各ルートでは、違ったサブキャラが関わってくるのですが、サブキャラたちがすごく魅力的なんです♡
彼らの背景がしっかり描かれているので、サブキャラたちに感情移入して楽しめました。
ただ、もう少し、サブキャラたちを幸せにして欲しかったというか、辛い目に遭わせないで欲しかったというか…そういう思いはありました(笑)
しんどすぎないか心配だったが、大丈夫だった
この作品の「『終遠のヴィルシュ』シリーズのスタッフが再結集!(引用:公式サイト)」というキャッチフレーズに、多くのかたがワクワクされていたかと思います。
ですが、私はどれくらいしんどい内容なのか、グロ要素や残酷シーンはどの程度なのか、ちょっと心配でした(笑)。
実際にプレイしてみて、終ヴィルに比べると、しんどさはそれほどでもなかったので安心しました。
(終盤のリーズルートで、1か所ちょっと気持ち悪くなったシーンがあっただけでした。)
流血シーン等も含まれてはいましたが、作品全体からすると、明るい雰囲気のシーンの割合が多かったかと思います。
明るいシーンとダークなシーンの割合が絶妙だったので、最後まで楽しくプレイできました!
バッドエンドは後味が悪かったり、しんどいものもあり
先の項目で「しんどさはそれほどでもなかった」とは書いたもの…
それでも、バッドエンドでは、ソフィアちゃんが悲惨な目に遭ったり、理不尽な目に遭ったりします。
しかし、そこは心の準備ができていたので、それほどショックはありませんでした…!
バッドエンドでも、攻略キャラからの愛の深さが窺えるストーリーが多かったので、「これはこれで好き♡」というかたもいらっしゃるのではないかと思いました。
クレチェンの糖度は?
いちゃいちゃするようなシーンはライトなものがほとんどだったことや、恋愛面で個人的に萌えるシーンが少なかったことから、糖度はかなり控えめに感じました。
ですが、ストーリーがとても面白かったので、糖度はあまり気にせずに楽しくプレイしました♪
フォロワーさんの中に、「糖度の高い乙女ゲームは、ちょっと苦手」というかたも複数いらっしゃるのですが、そういうかたにオススメしやすい作品だと思いました。
甘すぎない&シナリオ重視の作品を探していらっしゃるかたには、楽しめる作品なのではないでしょうか。
主人公・ソフィア


17代目ジャンヌ・ダルク。
エクスラトルの救国を定められた女性だが、聖女をやめたいと心から思っている。
自信家で大胆不敵な性格をしており、信仰や純真とは無縁(引用:公式サイト)。
槍を武器に前衛で戦う、好戦的な女の子です。
頭の回転が速く、サバサバした性格で、しっかりした子。
24歳ということもあってか、どんな状況にも冷静に対処していた印象でした。
ところどころで、ソフィアちゃんのお胸の大きさが強調されているのが、ちょっと謎だったのですが…(笑)
ソフィアちゃんの性格が男勝りな感じなので、外見で女性らしいイメージを出したかったのかな、と思いました。
ソフィアちゃんは、死にそうなほどの大怪我をしても、痛そうな様子を見せないんですよね。



絶対、痛いって…!!
我慢できる痛さじゃないってば!
私は基本的に強い主人公ちゃんは大好きなのですが、ソフィアちゃんは強さが異次元すぎて、ちょっと共感しづらいところがあったかもしれません。
ソフィアちゃんは間違いなく魅力的な人物なのですが…
攻略キャラとの関係性が、恋愛関係というよりも、男同士の友人関係や、上司と部下の関係性という方がしっくりくるような感じがしました。
推しサブキャラ・リビティナ
無性にサブキャラのリビティナちゃんに惹かれてしまったので、ちょっと触れさせていただきます。


聖女を殺して回る組織・オーズを代表する魔女(引用:公式サイト)。
リビティナちゃんは、主人公のソフィアちゃんと対立する場面が多いキャラです。
リビティナちゃんも、ソフィアちゃんと同じく戦闘能力が高いですし、共通している部分もあるのですが、対照的に感じられて。
上で書かせていただいたように、ソフィアちゃんは辛くてもそれを表に出さずに突き進む強さがあります。
一方、リビティナちゃんは、「痛い、助けて」と素直に口に出しながらも、自分のやりたいことを最後まで諦めようとしないんです。
(それが叶うかどうかは別にしても)
リビティナちゃんの方が、気持ちが伝わってきやすかった分、応援したくなりましたし、共感できた気がします。



リビティナちゃんとキャスパーのストーリー、FDなどどこかで読みたいなぁ♡
キャラ別感想
ヴァーデス CV:山下 誠一郎さん


五柱を信仰する【聖刻】に所属する神官(引用:公式サイト)。
ヴァーデスは、女性に対して年齢に関係なく口説いたりするのですが、「女たらし」とかそういう軽薄な印象はないんです。
なんだか不思議なキャラだな、と思っていたら、根深い悩みがあったんですね…。
ヴァーデスが自分のことを真っ当な人間ではないと思っているような言い方をすることに、ソフィアちゃんは疑問に思っていました。
次第にヴァーデスが背負っているものが明らかになっていくのですが、とても恐ろしいもので…



彼がどれほど苦しかっただろうか、と。
それでも、彼には大切に思ってくれる人たちがいて、その人たちの愛の深さに涙が出ました。
こういう存在がそばにいてくれたから、ヴァーデスは心が折れずにいられたのだと思います。
ソフィアちゃんも、ヴァーデスの心が闇に囚われそうになった時に引っ張り上げてくれるような存在となります。
彼を信じて、1人になっても戦い続けるソフィアちゃんは本当に強くてカッコよかったです!
全員が幸せになるハッピーエンドではないので、ちょっと複雑な気持ちになってしまいましたが。
ドキドキ、ハラハラするストーリーでとても面白かったです。
レクス・ド・クラーシェル CV:浦 和希さん


エクスラトル騎士団に所属する騎士(引用:公式サイト)。
レクスは、ソフィアちゃんを全力で慕ってくれて、純粋な好意を伝えてくれます。
感情が真っ直ぐ伝わってくるので、ソフィアちゃんが照れてしまったりすることも。



レクスは身体が大きいこともあって、大型犬なワンコキャラといった感じでした。
この作品では、ド刺さりするような攻略キャラはいなかったのですが、攻略キャラの中ではレクスが一番好きかも。
レクスは、ソフィアちゃんのことを尊敬するような気持ちも持っていて、そういうところも好みでした!
ソフィアちゃんの方が年上ということもあって、常にレクスを導くような立場だったと思います。
レクスを見守って、時にはアドバイスしたりして。
ソフィアちゃんのことは好きだけど、騎士として国のことを考えて、恋仲になることに抵抗があるレクス。
そんなレクスに対して、グイグイ迫っていたソフィアちゃんが印象的なルートでした。
クロノール CV:古川 慎さん


どの国にも属さず、傭兵として各地を旅してきた銃使いの青年(引用:公式サイト)。
序盤では、ソフィアちゃんを嫌悪しているような態度だったクロノール。



攻略キャラの中では、最もツンツンしたキャラだったと思います。
暇さえあれば嫌味と皮肉を言ってくる彼に対して、気にせず普通に接するソフィアちゃんは、本当にメンタルが強い!
ただ、クロノールは訊かれたことには応えてくれる律儀な性格なので、コミュニケーションはとれるんですよね。
なので、一緒に過ごすうちに、お互いのことを理解し合っていきます。
2人の仲が深まっていっても、ある事情から身を引こうとするクロノールに対して、ソフィアちゃんがかけるセリフがすごく男前!!
クロノールが欲しい言葉をかけることができるソフィアちゃんだからこそ、彼の心を動かすことができたのだと思います。
このルートでは、色々と真実が明らかになるので、攻略制限なしの3人の中では、一番最後にプレイして良かったと思いました。
フラトニス・ライラプス CV:野島 健児さん


敵国・リージェネートで1、2を争う実力を持つ騎士。
主人公に真正面から勝負を挑んだ際、美しさと強さに一目惚れして以来猛アプローチをかけてくるように(引用:公式サイト)。
フラトニスは、序盤からソフィアちゃんに好意を寄せているのが他のキャラと違うところでした。
敵国の人間なので、ソフィアちゃんとどう関係性を深めていくのかが興味深かったです。
このルートのソフィアちゃんは、特に聖女っぽかったなぁと思いました。
民を守るために自分の身を顧みずに行動したのに、その結果、かなり理不尽な目に遭って。



あまりに理不尽すぎて、ちょっとムカムカしちゃいました…!
それでも、ソフィアちゃんは自分の行動に後悔はしていなくて。
こういう内面を持つソフィアちゃんは、聖女と呼ばれるに相応しいと思いました。
フラトニスとソフィアちゃんは、「戦闘=愛」のような、独特な愛情表現をするんです。
見ていて共感はしづらかったですが、戦闘力の高いソフィアちゃんだからこそ、こういう恋愛ができるんだろうなと思いました。
リーズ・ルネ・シャナ CV:内田 雄馬さん


代々ジャンヌ・ダルクに仕える従者の家系で育った、主人公の幼馴染(引用:公式サイト)。
前衛で戦うソフィアちゃんに対して、術師としてサポートするリーズは良いコンビのように思いました。
リーズとソフィアちゃんは、幼馴染として昔から一緒に過ごしてきたため、お互いの存在が家族のようなものなんです。
「想いは大きいけど、恋心ではない」という状況から、どのように恋愛していくのか…。
中性的で上品なイメージのリーズが少しずつ変わっていく様子に、ソフィアちゃんとともにドキッとさせられました!
終盤で、驚愕&衝撃の事実が明らかになるのですが、これが私としてはモヤモヤしてしまって。
ソフィアちゃんのこれまでの努力や苦労は何だったの…失ったものも多いのに、と。
ソフィアちゃんが納得していたとしても、私はなかなか納得できなかったです。



オトメイトさんの別の作品でも、似たようなことがなかった…?!
途中でちょっとグロくて気持ち悪くなってしまったシーンもありましたが。
でも、最後には2人の愛の強さに感動して涙が出て…素敵なハピエンでした♪
God CV:梶 裕貴さん


歴代のジャンヌ・ダルクに加護を与えてきた自称【God】。
小さい頃から主人公を見守っており、彼女の夢に現れたり、あまり身にならないアドバイスをしてくれる。
主人公に【恋の鎖】の戒めをかけた張本人(引用:公式サイト)。
Godは、何か企んでいそうだったのですが、他のルートでは一切明らかにならなかったんです。
これまで常にのらりくらりとしていたので、Godにはあまり興味が持てていませんでしたが(笑)
彼の気持ちが次第に明らかになっていくにつれて、感情移入できるようになっていきました。
個人的には恋愛的にときめく感じではなかったものの、
真相ルートという感じで、次々に真実が明らかになる展開に目が離せませんでした!
総評・管理人の萌え度
この作品は、自分の中で評価が難しくて…。
純粋に物語としては面白かったのですが、乙女ゲームとして恋愛要素に重きを置いて評価すると、以下のような感じになりました。
こんな人におすすめ
クレチェンは、『終遠のヴィルシュ(終ヴィル)』のイラストレーター・読氏とシナリオライター・中山智美氏が手がけられた作品です。
上でも書かせていただきましたが、終ヴィルよりも、クレチェンの方が個人的にはしんどくありませんでした。
終ヴィルがお好きなかた、終ヴィルをプレイする前にしんどさ控えめな作品をプレイしてみたいかたは、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
Switch版が発売中
本日は、クレチェンの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!



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