ご覧いただき、ありがとうございます!
本日は、『罪喰い~千の呪い、千の祈り~ for V』のネタバレ無しの感想・レビュー、総評などを書かせていただきます。
大好きな作品なのですが、ブログではまだ感想を書いていなかったので、このたび、改めてプレイして感想をアップさせていただくことにしました!
ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、「100%ネタバレ無し」とは言い切れませんので、ご注意くださいませ。
- 作品のおすすめポイント
- 作品紹介
- 攻略順・攻略制限
- 作品の糖度
- 全体感想・キャラ別感想
- 総評・管理人の萌え度
罪喰いのおすすめポイント
作品紹介
(動画:公式サイトより)
本作のヒロインである庵崎薫は、異常者によって目前で両親を殺されたトラウマを
心の奥底に抱えながらも、日々を前向きに過ごしていた。
だが、とあるきっかけで鬼とも呼ばれる存在『上樹の一族』になってしまう。
しかも助けてくれた連という青年いわく、薫の前世である『世羅姫』が受けた呪いにより、
咎人を喰らう『罪喰いの儀』を行なわなければ、酷い乾きの果てに死ぬのだと告げられる。薫は突然人を喰らわねばならなくなった己の運命に戸惑いながらも、
罪人を喰らうことで誰かを救えるのならと、罪を背負い生き続ける決心をするが……。
(引用:公式サイト)
攻略順・攻略制限について
Vita版の攻略キャラは、連、守人、蒼太、至央、任史、カゲロウの6人です。
発売当初は、公式の推奨攻略順がどこかに載っていたと思いますが、今改めて探してみると見つかりませんでした。
ご参考までに、私がプレイした順番を書かせていただきます。
この順番だと、前世の秘密が少しずつ明らかになっていきます。
至央のシナリオがすごく良かったので、最初にプレイすることで、作品の世界にグッと引き込まれていくのではないかと。
至央、守人、連は、メイン攻略キャラクターという位置づけで、シナリオのボリュームやスチル数が他のキャラよりも多めになっていました。
ですので、この3人の間に、適度に他のキャラを挟みながらプレイすると楽しめるのではないかと思います。
全体感想
現世と前世が交錯する和風ファンタジー
主人公の薫ちゃんは、優しい養父と、仲の良い友人に恵まれて、平穏な高校生活を送っていました。
しかし、ある事件に巻き込まれ、連という青年に助けられてから、生活が一変します。
薫ちゃんの前世は、鬼(上樹)の一族の中でも強大な力を持つ『世羅姫』というお姫様でした。
前世の記憶はないものの、その『世羅姫』が受けた呪いにより、ある儀式をしなければ、薫ちゃんは死んでしまうとのこと。
連の助けを借りながら、儀式をこなしていく薫ちゃんですが、『世羅姫』と因縁のある人物たちが接触を図ってきて…。
前世の『世羅姫』のことが好き、という攻略キャラもいるので…
薫ちゃんの立場では、「前世の自分と、今の自分、相手はどちらを見ているのか」が気になるシーンは、ちょこちょこあります。
男性キャラが、薫ちゃんのことを「世羅」と呼ぶか、「薫」と呼ぶかで、そのあたりは分かりやすかった!
また、薫ちゃんは前向きな子なので、あまり悩みすぎずにストーリーが進んでいって良かったです。
薫ちゃんや攻略キャラたちが刀を使って戦うシーンも多く、和風ファンタジー要素を楽しみつつ、恋愛でもしっかりときめくことができた作品でした!
主人公に対して好みが分かれそう
個人的には、大好きな作品なので、みんなにオススメして回りたいのですが、1点だけ気になってしまうのが主人公の薫ちゃんのこと。
薫ちゃんは、結構泣き虫なんです。
感情表現が豊かな素直で良い子なのですが、大体どのルートでも泣いていたような気がして、ちょっと気になりました。
特に、薫ちゃんはボイスありということもあって、やや高めのお声で泣かれるのが気になってしまったシーンもありました。

ただ、段々慣れてきて、後半には気にならなくなりました!
私は主人公にお声がある作品では、お声を聴きたい派なのですが…ボイスをオフにした方が楽しめる方もいらっしゃるかもしれません。
言葉のやり取りに惹きつけられる
上では、薫ちゃんのマイナスな面を書いてしまいましたが、よく泣くこと以外は、本当に魅力的な主人公なんです!
今回、久しぶりにこの作品をプレイし直して改めて感じたのですが、この作品は薫ちゃんと攻略キャラの言葉のやり取りが本当に素晴らしいと思いました。
恋愛って、コミュニケーションが大事じゃないですか?
この作品で、薫ちゃんと攻略キャラの会話を聞いていると、薫ちゃんの言葉の選び方や返答がすごく上手くて、コミュニケーション能力が高いと感じました。
薫ちゃんと会話しているうちに、攻略キャラたちが惹きつけられていくのが伝わってきて。



この子がモテるのも納得!
薫ちゃんは、どのキャラともしっかり会話して、お互いに理解し合って恋愛に発展していました。
なので、どのキャラのルートでも、恋愛に発展したことに納得感がありましたし、感情移入して楽しめました♡
共通ルートからご褒美シーンがある
薫ちゃんが生きていくために必要な儀式についてですが、その時に連がしてくれることが、こちらからすると、ご褒美で…!
ただ、この後に連以外の攻略キャラと恋愛するとなると、ちょっとだけ罪悪感のようなものはありますね…笑
この世界の男性たちは、仕方ないものとしてとらえてくれているので、問題はないのですが。
恋愛を加速させる上樹設定
『上樹の一族』には、男女の関係において、色っぽい設定が色々あるんです。
ネタバレを避けるために詳しくは書きませんが、それ関連で、男性キャラが嫉妬で怒り狂ったり、照れたりする姿が見られます。



本当に面白い設定だったし、この設定のおかげで、私はかなり萌えさせていただきました…!
三角関係や執着キャラの存在に萌える
薫ちゃんが誰と恋愛しようとも、想い続けてくれるキャラがいます。
しかも、そんなキャラの存在が複数感じられる場合も。
三角関係好きな私としては、幸せな時間を味わうことができました♡
また、薫ちゃんに強く執着していたり、愛が深いキャラも多いです。
狂気の一歩手前くらいまで愛してくれるキャラもいて、萌えまくりました♡



執着心は強いものの、男性キャラがヤンデレ化しないところも好きでした!
罪喰いの糖度は?
糖度の高い作品が好きな私からしても、満足できる甘さでした♡
この作品は、ファンディスクなどは出ていませんが、この本編だけでも、主人公が溺愛されている様子が描かれているので、個人的には十分甘さを感じました。
私が萌えられたのは、恋愛の過程がしっかり描かれていたからこそだと思います。
一部のキャラとの間に、大人な関係を結ぶ描写がありますが、見ているこちらとしても、気持ちが盛り上がっているところでの、そういうシーンなんです。
上でも書かせていただきましたが、そこに至るまでに、2人の間に沢山の会話があって、お互いに気持ちを確かめ合っていて、2人がちゃんと愛し合ってるんだな~というのが伝わってきて。
だからこそ、甘くて幸せな気持ちになれたのだと思います。
一言だけ言わせていただくとしたら…



キャラ間で糖度の差があって、私の推しキャラのストーリー展開では欲求不満になりました…
主人公(庵崎 薫) CV:内田 愛美さん


呪いを受けた『世羅姫』の転生体だが、前世までの記憶はない(引用:公式サイト)。
食いしん坊で、ちょっと抜けているところもありますが、素直で可愛い女子高校生です。
前世の『世羅姫』が落ち着いた大人の女性なので、薫ちゃんは対照的なキャラですね。
高めのお声でよく泣くので、最初のうちは「苦手かも…?」という気持ちがあったのですが。
(正直言って、ボイスをオフにしようか迷った瞬間もありました笑)
でも、それを上回るくらい薫ちゃんの良い部分が見えてきたので、少しずつ好きになっていきました。
上でも書かせていただきましたが、この子の強みは、コミュニケーション能力だと思います!
薫ちゃんと男性キャラたちとの会話を見ているのが楽しかったです。
養父から習っていた剣道は、かなりの腕前とのこと。



「守られるだけじゃなくて、守りたい」と、刀を持って戦う姿も素敵でした♡
キャラ別感想
陸 至央 CV:立花 慎之介さん


とある理由から主人公の命を狙う『陸(くが)一族』の御曹司(引用:公式サイト)。
あの…シナリオライターさん、間違っていたらすみません、推しは至央ですね?(笑)
そう思ってしまうほど、至央のストーリーはドラマチックでずば抜けて魅力的でした。
至央は、登場シーンでは狂人じみた危険人物だったし、その後も、薫ちゃんにとって気持ち悪いと感じられる言動が多くて。
敵同士ということもあって、薫ちゃんにとって、至央は極力関わりたくない存在でした。
薫ちゃんだけでなく、私からしても、至央のイメージは、マイナスからのスタートだったはず。
なのに、いつの間にか、至央のことを好きになっていたんですよね。



これはもうシナリオの魔力としか言いようがないかと…!
俺様キャラな至央ですが、その独特な愛情表現に何とも言えない良さがあるんです。
狂気の含まれた執着を向けてくる一方で、薫ちゃんのことを本当に大事に想っているのも伝わってきて。
薫ちゃんが溺愛されているシーンも見られるので、すごくときめきました♡
このルートの薫ちゃんは、他のルートに比べて、ちょっと異常なくらい恋愛に鈍感で(理由はあるのですが)。
それに対して、至央の方はかなりグイグイきてくれたり、尽くしてくれるので、なんだか至央を可哀想に思ってしまうことも。
この作品全体の中で、至央のシナリオが最も好きでしたし、ハッピーエンドも一番グッときました♡
後日談もすごく甘くて、「これこれ! 乙女ゲームではこういうのを見たいのよ!」と大満足でした。
陸 任史 CV:竹本 英史さん


至央の側近であり、育ての親のような存在(引用:公式サイト)
薫ちゃん曰く、40代後半に見えるらしい、落ち着いたおじさまキャラ。
こういった、本格的なおじさまキャラが攻略できるのって、乙女ゲームでは珍しいですよね!



私がすぐに思いつくのはこの作品かなぁ!
任史さんは、正直言って、私の恋愛対象範囲からは外れるキャラでした。
でも、常に紳士的で冷静で穏やかなところが素敵。
恋愛関係ではなく、別の関係性でそばにいて欲しいなぁ。
薫ちゃんと任史さんの立場を考えると、2人が結ばれるには障害が多くて。
展開としては、なかなかしんどいところもありました。
陸 カゲロウ CV:雪代 綾乃さん


容姿は幼いが、戸籍上は至央の兄ということになっている(引用:公式サイト)。
カゲロウは、可愛すぎて、男性としては見られなかったです。
でも、中身は男らしかったり、気まぐれに見える行動の裏に優しさがあったりと、魅力的な部分はありました。
カゲロウは辛い境遇にあり、苦痛を感じる時もあったりして。
それでも、薫ちゃんを心配させないように、明るくおどけて振る舞います。
そんなところが何とも言えない気持ちにさせられました。
恋愛的にはときめきませんでしたが、ストーリーには感動しました♪
上樹 守人 CV:小野 友樹さん


一千年前からの世羅姫の婚約者(引用:公式サイト)。
ある事情から、薫ちゃんはこのままいくと、守人と婚姻を結ぶことになるという状況です。
他のキャラのルートでは、「守人の嫁にされてしまう」みたいな感じで、守人が恋愛の障害になる存在とみなされているので、なんだか不憫でした( ノД`)シクシク…
守人との恋愛は、簡単なようでいて、難易度が高かったように思います。
まず、守人は「薫=世羅姫」という意識が誰よりも強かった。
守人が好きなのは、あくまで世羅姫。
薫ちゃんに優しくはしてくれるけど、見ているのは薫自身ではなく、世羅姫というところに、切なさを感じることも。
他のキャラのルートと比べて、派手な戦闘シーンは少なく、2人の心の交流に重きを置いてストーリーが進行していった印象でした。
守人が前世にしたことを考えると、彼のイメージはあまり良くなかったのですが…。
責任感が強くて、常に真剣に人と向き合う守人に、薫ちゃんは惹かれていきます。
両想いになった後のラブラブなスチルがうっとりするほど素敵で、一番お気に入りでした♡



守人の表情が、薫への愛おしさ全開って感じで、尊さすら感じるほど…!
本編からわりと甘いのですが、後日談も甘くて楽しめました♡
田井 蒼太 CV:榎木 淳弥さん


主人公の親友である素子の双子の兄(引用:公式サイト)。
蒼太は同じクラスの同級生で、共通ルートの時から、薫ちゃんに好意があるのかな〜という雰囲気を出していました。
前半部分では、主に学園生活の様子が描かれていて青春っぽかったですが、その後、状況が大きく変わっていきます。
薫ちゃんとは違って、普通の高校生のはずの蒼太が、薫ちゃんが抱える事情にどう関係してくるのか…



蒼太の設定や背景が面白かった♪
恋愛に関しては、薫ちゃんと同じ目線で物事を見られて、背伸びせずに付き合える、お似合いのカップルだったと思います。
薫ちゃんの周囲の男性たちは、規格外な力を持つ人ばかり。
そんな中でも腐らずに、薫ちゃんのためにできることをしようとする蒼太、好感が持てました!
永海 連 CV:赤羽根 健治さん


世羅姫の従者だった『連記』の転生体(引用:公式サイト)。
共通ルートでも、他の攻略キャラのルートでも、薫ちゃんに執着を見せるし、気になる言動が多すぎる連。
本当に早く攻略したくてたまりませんでした!!



連ルートに入る前から、連推しになっていた気がします。
このルートでは、連が薫ちゃんを激しく求めるようなシーンが見られて、ドキドキさせられました。
ただ、その後にすっと身を引かれて距離をとられて、お預けを食らった気持ちになることも多かった…
従者として、薫ちゃんに絶対的な忠誠を誓いながらも、何かを隠している様子の連。
他のキャラのルートでも、散々伏線が張られていたのですが、それがやっと明らかになります。
連は、内に狂気を秘めているし、薫ちゃんへの執着心がめちゃくちゃ強い。
連は薫ちゃん以外はどうでもいいと思っているので、薫ちゃん以外の人物には結構過激なこともします。
ただ、自分の気持ちを押しつけて薫ちゃんを不幸にするようなことはしないんです。
自分がどうなろうとも、好きな相手の幸せを一途に願っていて。
ここまで危うい要素を持っているのに、ヤンデレ化しないんですよね。
個人的には、ヤンデレの手前で踏みとどまっているキャラが好きなので、連は好みのど真ん中でした!
連の場合、ルートに入る前から、期待値がめちゃくちゃ上がっていたんです。
それなのに、終盤のストーリーが、私の望まぬ方向に進んでいってしまいまして、「えっ、えっ…?」って感じで。
このルートの薫ちゃんは、勇ましくて大好きでしたし、ハッピーエンドは、大団円という感じで気持ちよく終えられました。
決して、糖度が低いというわけじゃないんですよ…?
ただ、私が見たかったシーンが時空を超えてしまって、見られなかっただけというか。
連推しの私としては、散々焦らされた後に、求めていた方向の甘さがもらえなくて欲求不満になっちゃって。
「ファンディスクで、そういうシーンを描いてください、お願いします…!」という気持ち。



ファンディスク、私はずっと待ち続けています!
総評・管理人の萌え度
各キャラにハッピーエンド1つ、バッドエンド1~2つ程度でしたので、エンド回収に手間取ることがなくて、私としてはサクサクプレイできて助かりました。
恋愛の過程が丁寧に描かれていましたし、その描写が私に刺さって、すごく萌えられました!
攻略キャラによって、糖度にムラがあったものの、作品全体として見た場合には糖度が高くて、楽しめました。
大好きな作品にもかかわらず、萌え度を★4つにしたのは、やっぱり、最後に攻略する連ルートに心残りがあったからです。
こんな人におすすめ
執着心は強いけど、病んでいない男性キャラを求めている
この作品には、薫ちゃんに強く執着する攻略キャラが複数登場します。
ですが、いわゆるヤンデレキャラと呼ばれるようなキャラはいなかったと思います(たぶん)。
攻略キャラたちは、「自分が薫ちゃんをこうしたい」という欲望よりも、薫ちゃん自身が幸せになることを望んで動いてくれます。
自分勝手な愛じゃなくて、相手を尊重した愛というのでしょうか。
プレイしていて、「こんな感じに執着されて愛されたい」と感じるような描写がたっぷりあるので、そのような愛を浴びたい方にはおすすめできる作品です。
『越えざるは紅い花』が好き
罪喰いのシナリオを担当されているのは、『越えざるは紅い花』と同じ松竹梅先生です。
プレイしていて、『越えざるは紅い花』と似た雰囲気を感じます。
「罪喰いのこのキャラは、紅花のあのキャラに似てるな…」という感想も浮かびました。
『越えざるは紅い花』で萌えた経験のある方は、罪喰いでも萌えられる可能性が高いかと思います。



主人公に関しては、本作の薫ちゃんよりも、紅花のナァラちゃんの方が大人っぽくてしっかり者です。


罪喰いは、Vita版とPC版が販売中
Vita版とPC版が販売中です。
Vita版は、PC版に下記の要素が追加されていますので、個人的にはVita版の方をおすすめします。
PC版から移植されると、一部表現が変更されたりして糖度が低下する作品もあるように個人的には感じています。
ですが、この作品に関しては、Vita版で表現が変更されているとは感じられませんでした。
(もしかしたら、私が気づいていないだけかもしれませんが)
むしろ、両想いになった後の様子が描かれている後日談が追加されたために、糖度が上がったように感じました。
本日は、罪喰いの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!





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