子なし転勤族の妻(主婦)の孤独にならない暮らし方

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転勤族の夫と結婚して13年目になりました。
最近になってやっと、転勤族の妻(以下、転妻)として、自分のペースで暮らしていけるようになった気がします。
でも、結婚した当初からしばらくの間は、転妻としてどのように生活していったら良いのかと悩んでいました。

私には転妻さんの友人がいなかったので、参考になる情報がないかとネットで検索したりもしましたが、当時は現在と違って情報が少なかった気がします。
現在では転妻さんたちが色々と発信してくださっているので、共感しながら読ませていただけて嬉しいですね!

この記事では、「私の場合、こんな感じで転妻として暮らしていますよ~」という内容を書かせていただいています。
未だに悩んだり試行錯誤している部分もありますので、大したことは書けませんが、1つの事例としてお読みいただけたら幸いです。

この記事を読むと分かること
  • 転妻であることのメリットとデメリット
  • 引っ越し先で孤独にならないための方法
  • 楽しく転妻生活を送るために心がけていること
目次(クリックできます)

我が家の転勤事情など

管理人の家庭の状況を簡単にまとめました。

夫の転勤は1~3年に一度必ずあるものの、引っ越しを伴わない場合もあります。
数年しか住まないと思って決めたアパートに住んでいる時、「次の転勤先ではもう少し広い家を探すぞ!」と意気込んでいたのに、引っ越しがないなんてことも…。

我が家の状況
  • 家族構成:夫、妻(私)、猫1匹
  • 夫は1~3年に一度転勤あり(ただし、引っ越しを伴わない場合もあり)
  • 転勤が正式決定するのは、着任日の2週間前
  • 転勤先は本州に限られる

転妻のメリット

まずは私が思いつく範囲で、転妻であることのメリットについて考えてみました。

  • 様々な地域の暮らしを体験することができる。
  • 多くの賃貸物件に住むため、持ち家を持つ時に参考になりそう。
  • 引っ越しのタイミングで、仕事・職場を変えることができる。
  • 町内の行事等への参加が免除される地域もある。
  • 近くに親戚がいない場合、親戚付き合いが少なくてすむ。

①については、その土地ならではの食文化に触れることができるのは楽しいです。
生まれ故郷を遠く離れてみて初めて気づいたこともあり、それは転妻になって他の土地に住んだからこそだなぁと思います。
将来どこに根を下ろすかはまだわかりませんが、様々な土地に住んでみると比較することができるので、自分たちに合った土地を見つけることができるのではないかと前向きに考えています。

②賃貸物件にいくつか住んでいると、「将来家を持つなら、こうしたい!」と思う点が増えていきます。
今住んでいる物件は、水回りの空間がとても狭いため家事をしていて不便を感じることが多く、将来は絶対水回りは広くとりたい!と思っています。

住宅展示場に一度くらい行ってみたいのですが、夫から
「持ち家が欲しいと言い出すだろうからダメ」と言われています。

③引っ越しをきっかけに、新しい職種にチャレンジしたり、職場環境を変えることができるというのもメリットかもしれません。

④と⑤については、あまり人付き合いをしたくない場合にはメリットと言えるかも。

私が今住んでいる地域では、賃貸物件に住んでいる人は、町内会費と神社への奉納金さえ納めれば、地域の行事への参加はしなくても良いことになっています。

私の実家(田舎)の方では、町内の美化活動、廃品回収、旅行、飲み会、お葬式と、両親がかなりご近所付き合いに時間を割いていた印象があるので、これに参加しなくても良いというのは申し訳ない気持ちがありつつも、正直ありがたいと思います。

これまで住んできたところは、義理の実家とも、自分の実家とも離れていて、その他の親戚も近くには住んでいませんでした。
なので、親族などに突然自宅に訪問されるようなドキドキな事件は、まだ一度しか経験していません。
(一度だけ義父が突然訪ねてきました)

転妻のデメリット

メリットとして挙げた点が逆にデメリットにもなっていたり。

  1. 転勤の度に賃貸物件を探さなければならない。
  2. 頻繁な引っ越し作業が大変。
  3. 持ち家を持つタイミングが難しい。
  4. 妻が同じ職場で働き続けられない可能性がある。
  5. 人間関係を築きづらい・継続しづらい。

①については、特にうちは猫を飼っているので、猫OKの賃貸物件を探すのは毎回本当に大変です。
地域によっては社宅が利用できる場合もあるのですが、社宅はペット不可なので、うちは一度も社宅に入ったことがありません。
社宅は家賃が格安と聞いているので、うらやましいとは思いつつ、猫さんと暮らしたいので仕方ないですよね。

②の引っ越し作業は一時的なものではありますが、頻繁にあると辛いですね。

③我が家の場合、夫が勤める会社では、年齢が上がっても転勤の頻度は変わりません。
夫が退職するまで今と同じ頻度で転勤が続くとなると、いつになったらマイホームをゲットできるのか…。

夫の職場では、お子さんが生まれたタイミングでマイホームをゲットして、それ以降は旦那さんが単身赴任するスタイルのご家庭が多いそうです。

④奥さんが旦那さんの転勤についていく場合には、それまで勤めていた職場を退職しなければならないことも多いと思います。
ただ、最近は在宅ワークも増えてきているようなので、そのような仕事を選べば継続して働くことが可能なのかもしれません。

知り合いが一人もいない土地に引っ越してきて、人間関係をどこから築いたら良いのか。
私にとってはこれが一番の悩みでした。

以下では、ここに焦点を当てて書かせていただきます。

転妻として私が一番つらく感じることは、孤独

転妻になって良かった点もあるものの、私が最もつらいと感じるのは人との交流の少なさからくる孤独感でした。

独身時代に遠距離恋愛をしていた今の夫と結婚した当初、仕事を辞めた私はしばらく家にいました。
一人で過ごす時間も好きな性格でしたので、最初のうちはそれほど苦ではありませんでした。
そう、最初のうちだけは…。

日中誰とも接することなく一人で過ごし、帰宅時間の遅い夫の帰りを待つ日々。

「レジ袋いりますか?」
「温めますか?」
と聞いてくれる店員さんとの会話が、夫以外の人とお話しする唯一の会話でした。

家に引きこもっていると良くないと思い、なるべく出かけるようにはしていたのですが、人間関係を構築できるような状況にはなりませんでした。

私はもともとコミュニケーション能力が高い方ではないのですが、他人との会話がなさすぎて、さらにコミュニケーション能力が低下。
いざ話そうと思った時にうまく言葉が出てこず、自分に自信がなくなり…。


何より、この状況にひどく孤独や寂しさを感じていました。

家にいられる幸せというのももちろん感じていましたが、「このままではマズイ」という思いが強かったです。

孤独に負けずに暮らすには

結婚して最初に住んだ場所は、1年未満で引っ越しすることになりましたが、結局何も問題を解決できないままでした。

その後、「自分の精神衛生上、やっぱり人とのつながりは大事。なるべく外に出て人と接する生活をしよう!」と強く思いました。

引っ越し先で知り合いを作るために考えられることを挙げてみたいと思います。

人とつながりを持つために
  • 仕事をする
  • SNSを通して新たな人脈を作る
  • 習い事をする
  • サークル活動に参加する
私が思いつくのはこれくらい…

この4点について、詳しくお話ししたいと思います。

ちなみに、私には子供がいないのですが、お子さんがいらっしゃるご家庭ではまた別のつながりが持てるのかもしれません。

仕事をする

働きに出れば、必然的に人と接することになりますし、そのお給料が家計の足しにもなりますよね♪

職場で知り合った方とどれだけ深いつながりが持てるかは、職場の雰囲気やメンバーによるところが大きいと思います。

以前の職場ではみんなで昼休みにランチ行ったり、プライベートでも会ったりして、とても楽しかったです。
逆に、今働いている職場は会話が少なく、仕事上のお付き合いだけという雰囲気なので、寂しく感じることがあります。

職場を転々としていて感じたことですが、もし選べるのならば、自分が興味の持てる仕事で、さらに自分と同じような立場の同僚が複数いる職場がいいなぁと思いました。
自分に近い属性の方だと、共通の話題が多いため、親しくなりやすいと感じます。

現在の私の仕事については、「理系出身・転勤族の妻(転妻)に【実験職】の仕事はおすすめ?」の記事で詳しく書かせていただいております。

SNSを通して新たな人脈を作る

私の場合、X(旧Twitter)を通して知り合って、親しくさせていただいている方が複数います。

検索からこの記事にたどり着いてくださった方のために書かせていただくと、私は乙女ゲームを趣味としています。
同じように乙女ゲーム好きということでXで繋がった方は、ほとんどが女性です。
そのような方々とXでお話ししているうちに仲良くなって、実際にお会いしたりして。

Xのおかげで、日常生活が以前よりも楽しく過ごせるようになりました♪


SNSを利用するリスクはゼロではありませんので、気を付けなければならない点もありますが、人とのつながりを作る上でSNSというツールを利用するのも選択肢の一つかと思います。

習い事をする

実は、私は習い事で人とのつながりを持てたことがないんです…。

これまで、ヨガ、ボクササイズ、スポーツジムくらいしか行ったことがないのですが、たいていは一人で来られて黙々と運動されて帰る、という方々ばかりなので、話しかける機会がないんですよね…。

他の方と交流する機会の多い習い事だと、また違った結果になったと思います。

サークル活動に参加する

最近、「これだ!!」と思ったのがサークル活動です。
サークル活動って、学生時代だけのものかと思っていましたが、そうじゃないんですね!

ネットで検索すると、誰でも参加できるサークルが複数ヒットするかと思います。
もし興味をそそられるサークルを見つけたら、問い合わせてみるのも良いかもしれません。

先日、2つの写真サークルに入会しました。

私が入会した写真サークルは、参加したい日だけ参加費を払って参加するというスタイル。
1回の参加費は、片方のサークルは800円、もう一方のサークルは1,500円です。
このスタイルが自分にはとても合っている気がします。

きれいな自然の写真を撮りたいものの、ミラーレス一眼をなかなか使いこなせなくて困っていたんですよね。
実際にサークル活動に参加してみたところ、思っていた以上に、本格的にカメラの使い方を教えていただけて感動しました!
そのサークルでは実際にカメラマンとして活躍している方が教えてくださるので、とても勉強になりました。

また、撮影の後に参加者の方々とお茶会もしたのですが、沢山お話しできて楽しかったです♪
普段会話することが少ないので、数か月分の会話をした気がする(笑)
次回以降も参加させていただきたいと思ったサークルさんでした。

楽しく暮らすために心がけていること

これまでの転妻としての経験から、生活の中で心がけていることといえば、これです。

人と会うために必要な費用は、節約しないこと

実家も義実家も友人宅も遠い。
最初のうちは、「自分が寂しいからといって、高額な交通費をかけて頻繁に会いに行くのはどうなんだろう?」と思っていました。

でも今では、「自分と会ってくれる人がいるなら、どこへでも行こう!」という気持ちでいます♪

私にとって、誰かと会える日は、とても楽しみで貴重な日。
この非日常の楽しみのために、日常生活を頑張れるんです。

他の部分は節約しても、ここは節約しなくていいところ。
「手土産は何にしよう?」、「どんな服を着ていこう?」というところから楽しみたいと思っています。

自分の心の健康が何より重要

転妻歴が長くなってきた私ですが、未だに孤独感に苛まれたりして辛くなることもあります。
特に、コロナ禍の間は、もともと少なかった人との交流がさらに少なくなって、かなりしんどくなった時期も…。

そんな時は、自分の心が少しでも楽になる方向に動いていいんじゃないかな、と思います。
だって、自分の心と身体が元気でないと、家族を思いやる余裕がなくなってしまう。
これは私の心のキャパシティーが小さいからかもしれませんが。

だから、あまりストイックにならずに、私の心が健康でいられる程度に、自分を甘やかして生活することにしています。

まとめ

  • 転妻のメリットを活かしつつ、孤独にならないよう意識して生活する。
  • 積極的に人との交流の機会を作る。
  • 人と会うために必要な費用は、あまり節約しない。
  • 自分の心の健康を何よりも優先する。

こういう感じの記事を書くのは初めてだったので、こんな内容で良いのか自信がありませんが、いかがだったでしょうか。

長文にもかかわらず、最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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