【漫画】『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』ネタバレなし感想・レビュー

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こんにちは、管理人のちはやです。

本日は、漫画『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』の感想・レビューをネタバレ無しで書かせていただきます。

ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、すべての方に「ネタバレ無し」と感じていただける内容ではないかもしれません。
その点をご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いです。

目次(クリックできます)

あらすじ

『殿下の胡蝶』と謳われる黄家の雛女(ひめ)・玲琳(れいりん)は、
朱家の雛女・慧月(けいげつ)の手により互いの身体を入れ替えられ、更には自らを襲った罪で処刑目前となる。
しかし、病弱ゆえ常に死と隣り合わせで過ごしてきた彼女の精神(メンタル)は鋼…!
むしろ健康な身体を手に入れたことを喜んでしまうほどで――!?

引用:ゼロサムオンライン作品ページ

『ふつつかな悪女ではございますが』はこんな話

(画像クリックで、コミックシーモアの無料試し読みができるページに飛びます)

あらすじの補足として、おおまかな設定を書かせていただきます。

  • 舞台は、とある国の後宮『雛宮(すうぐう)』
  • 雛宮とは、次期妃育成の場で、次期妃候補たちは『雛女(ひめ)』と呼ばれている
  • 玲琳(れいりん)は、才色兼備だが病弱。現時点で皇太子に最も寵愛されており、『殿下の胡蝶』と謳われる雛女
  • 慧月(けいげつ)は、「無能無才で卑屈」と陰口をたたかれ、『雛宮のどぶネズミ』と呼ばれている雛女

玲琳と慧月、この対照的な2人の中身が入れ替わるところから物語が始まります。

『ふつつかな悪女ではございますが』のおすすめポイント

  • 美麗なイラストで描かれる中華ファンタジー
  • 愛され姫と悪女の中身が入れ替わる
  • 逆境に全くめげない玲琳の言動を見ているとスカッとする!

感想

イラストが美しい!

やはり漫画で一番最初に目がいくのはイラストですよね。
イラストが綺麗だと、物語の中にスッと入っていける気がしますし、読んでいてワクワクします。

この作品はお友達からおすすめしていただいたもので、これを描かれている尾羊英さんの作品を目にするのは、これが初めてでした。
とにかく、女の子が可愛くて、生き生きと描かれているところが大好きです♡

特にすごいと思ったのは、玲琳と慧月の中身が入れ替わった時の描き分け。
たとえば外見が慧月で、中身が玲琳の時は、表情でちゃんと分かるんですよ!
こういう技術によって、物語がより楽しめるんだろうなと思いました。

「絵が好みかどうか」という点が気になる方は、ぜひ電子書籍のお試し部分でチェックしてみてくださいね。

この記事の下の方でも、Xからの引用で少しだけ漫画の中身をご覧いただけます。

無実の罪で…

慧月が玲琳と入れ替わる時、みんなが見ている前で玲琳にケガを負わせてしまうんです。

そのため、中身が入れ替わった直後、玲琳(外見は慧月)は捕らえられ、事実上の処刑とされる儀式を受けることになります。

序盤から大ピンチですが、それをどう切り抜けるのか、目が離せません。

玲琳と慧月の関係性がいい

玲琳は、病弱であるという問題を抱えていますが、周囲から大切に育てられてきました。
持ち前の心の強さや優しさから、皆から慕われ愛される姫という存在です。

一方の慧月は、悲惨な生い立ちで、ろくに味方もおらず孤独を抱えて…。
こんな環境でなければ、悪女と呼ばれるような子にはならなかったんじゃないかなと感じます。

このように全く違う生き方をしてきた2人。
最初は玲琳のことをひどく妬んでいた慧月ですが、玲琳と接するうちに変わっていきます。

2人はそれぞれの特技を生かして、問題や事件を解決したりするのですが、ギャグっぽい要素とシリアスな要素のバランスがちょうど良く、ページをめくる手が止まらなくなる作品でした!

現時点では、玲琳がメインの主人公と感じるようなストーリー展開ですが、今後は慧月の良い部分もどんどん描かれるといいな。

玲琳のたくましい振る舞いが輝いている

玲琳は、周囲からの評判では「可憐でおしとやかなお姫様」という感じで描かれているのですが、次第に本来の姿が明らかになっていきます。

入れ替わって外見が慧月となってからは、嫌われ者の慧月として暴言を吐かれたり、ひどい住処を与えられたりと、困難の連続です。

ですが、玲琳は独特な感性の持ち主で、そんな逆境にもめげません。
本来の個性を出してくる玲琳が痛快で本当に面白い!
見ているとスカッとして、仕事の疲れが吹き飛びました!

私は強くてたくましい女の子が大好きです♡
悪女や悪役令嬢ものの作品をつい手に取ってしまう私ですが、このジャンルには私好みの主人公が多いからかもしれません。
玲琳も、そんな私好みの女の子の一人でした。

恋愛要素は? 糖度は?

玲琳と慧月は、皇太子の妃候補なので、世継ぎのこともありますし、作中ではそれなりな単語も飛び交っています。
ですが、2人とも色んな問題に直面して、恋愛よりも他のことに気が向いている印象です。

特に玲琳の方は、男性たちから執着されていますが、今のところは玲琳はあまり男性を意識していない感じ。
現時点では甘い展開を楽しむという方向性の作品ではないかもしれません。

私はどんな時にもつい恋愛的な糖度を求めがちなのですが、この作品に関しては私に刺さる要素があったためか、糖度関係なしにとても楽しめました!

原作の小説あり

原作の小説『ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』は、著者が中村颯希さんで、ゆき哉さんがイラストを担当されています。
2024年2月現在、ストーリーは続いているようです。

コミックは現時点では6巻まで発売されている

コミックは、尾羊英さんが描かれており、2024年2月現在、6巻まで発売されています。

無料お試し読みができるサイト

私はAmazonのPrime会員なので、1巻はすべて無料で読むことができました。
(いつまで無料で読めるのかは不明です。)
もしPrime会員の方がいらっしゃったら、1巻だけでもぜひ♪

どちらかというと紙で読みたかったので、それ以降の巻は紙の方を購入しました。

1巻すべてとはいきませんが、他にも下記のサイトで試し読みができます♪

本日は、漫画の感想にお付き合いくださり、ありがとうございました!

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