『Collar×Malice -Unlimited-(カラマリFD)』ネタバレなし感想・レビュー

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本日は、Vita版『Collar×Malice -Unlimited-(カラーマリスFD、略称:カラマリFD)』のネタバレ無しの感想・レビューを書かせていただきます。

ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、すべての方に「ネタバレ無し」と感じていただける内容ではないかもしれません。
その点をご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いです。

目次(クリックできます)

カラマリFDのおすすめポイント

  • After Storyの糖度が高くて大満足♡
  • 社会人同士の恋愛ならではのドキドキなストーリー展開
  • 主人公とサブキャラとの恋愛も
  • ADONISは、After Storyとはがらりと雰囲気が変わってシリアスなストーリー展開
特に、笹塚さんが素敵でした♪

全体感想

あらすじ等については、本編の感想で書かせていただいておりますので、今回は省略させていただきます。

このFDの感想として、まず最初に言いたいことは、「これぞFD!たっぷりの甘さをありがとう!」ということです。
どの男性キャラも素敵すぎて、ゲームの世界から現実に戻ってくるのが辛い…。

本作は、主にInterlude、After Story、Side Story、ADONISの4つの項目から構成されています。

それ以外に、EXTRAにもショートストーリー等様々なご褒美が用意されていますので、ホントに大満足のボリュームでした!

Interlude

X-Day事件を追う最中に、柳さんたちが拠点としている探偵事務所に依頼人を名乗る人物が現れ、その依頼人の話からアドニスの関与が浮上して……というストーリーです(参考:公式サイト)。
各キャラを攻略することによって、他の項目のストーリーが解放されます。

After Story

各攻略キャラと両想いになった後のストーリー。甘いです♡
キャラ別感想(下記)で詳しい感想を書かせていただいています。

Side Story

サブキャラたちが主役のストーリー展開となっています。
特に、峰岸さんと吉成くんが市香ちゃんに…という、この2人のファンにとっては嬉しい展開が待っていました!
それに、EXTRAでも、この続きのようなショートストーリーが読めるので、すごく楽しめました。

ADONIS

主人公の市香ちゃんが、X-Day事件を追っている最中に起きた、ある“惨劇の日”から2年後の様子が描かれています(参考:公式サイト)。

市香ちゃんがアドニスに加入し、ゼロの部下として組織に身を捧げ働いているというところから物語が始まるので、After Storyの甘々なストーリーとのギャップが大きいです。
市香ちゃんについては、過去の惨劇の影響か、本編とは性格が変わってしまった様子で登場します。


ゼロから裏切り者(ユダ)探しをするように命令を受け、市香ちゃんは執行者たちとの交流を深めていくのですが、これがちょっとばかり大変な作業でした。
1回のプレイでX-Day計画の再始動までに執行者全員を調査完了することは不可能なので、私はこの部分だけ4回プレイして全員の調査を完了させましたが、1回のプレイでどうにかできる裏技とかあるんでしょうか?

ゼロと市香ちゃんはどんな結末を迎えるのか、最後までわからないのでドキドキしました。

キャラ別感想

笹塚 尊  CV:浪川 大輔さん

本編に引き続き、市香ちゃんに対してバカバカ言うのは健在ですが、愛情がこもっているので全然嫌な感じじゃありません。

本編を経て、私にとってこのFDで一番好感度が上がったのは笹塚さんではないかと思います。
私、「可愛いのに〇〇」ってキャラ、好きなんですよ!!
可愛いだけじゃダメなんです!

ここでの笹塚さんは、可愛いのに仕事ができるし、可愛いのに市香ちゃんが作る料理の材料費まで気にしてくれる気遣いのできるイイ男。
そして、可愛いのに結構市香ちゃんのことを求めてくる!!

本編では笹塚さんは自分勝手な振る舞いも多く、でも、そこが魅力的な部分でもありましたが、本作ではそういった部分があまり見られず、誠実で市香ちゃんを甘えさせてくれる大人のいい男になってました。
でも、可愛いところはちゃんと残ってます!


ベストエンド、甘くて超幸せな気分になりました!
本作で笹塚さんのことがめちゃくちゃ好きになりました♪

榎本 峰雄  CV:斉藤 壮馬さん

榎本さんは、私服が個性的でちょっと気になるものの、本当に真っすぐな性格なので、2人の関係を笑顔で見守りたくなるような感じでした。

市香ちゃんが何をしても大げさなくらい素直に喜んでくれるので、榎本さんと一緒にいるのは絶対楽しいだろうと思います。
こんな人が恋人だったら、色々とやってあげたくなっちゃいますよね♪

榎本さんは、「市香ちゃんと一緒にいられてすごく幸せ!」という気持ちを、言葉だけでなく全身で表現してくれるところが大好きでした。

プロポーズの場面は、本作でも指折りの名シーンだったと個人的には思っています!!
榎本さんらしくてすごく良かったですし、このシーンでの外野の反応も楽しかったです。
全体を通して、ほわっと心が温かくなるようなストーリーでした♪

岡崎 契  CV:梶 裕貴さん

前作で心を奪われたので、楽しみに一番最後まで残しておいた岡崎さん。
序盤から肉食系な部分が出てきましたよ!!(待ってました!)

前作の感想で、岡崎さんのことをロールキャベツ男子と呼んだのですが、本作ではカンピョウで固定していないロールキャベツのように、キャベツが取れてきている感じです。

市香ちゃんと接しているとすぐに不健全なことをしようとする岡崎さん。
このまま甘々な状況が続くのかと思いきや、ある日、衝撃的な出来事が起こります。

カラマリは主人公や攻略キャラが社会人ということもあり、恋人の先についても触れられていたりするのですが、やっぱり岡崎さんは曲者だった…。
このルートは前半に岡崎さんの雄っぽい面が出ていて、後半は将来を見据えた穏やかな関係性になっていくような印象でした。

白石 景之 CV:木村 良平さん

このルートの市香ちゃんの人生が一番茨の道だなぁと思います。
乙女ゲームで主人公がこのような形の「待つ」ことになるのって、珍しいのではないでしょうか。

白石さんは普通の恋人としての幸せを市香ちゃんに与えられなくて申し訳なく思っているのですが、市香ちゃんはそんなことを気にせずに真っすぐに白石さんを愛し続けています。

市香ちゃんが健気ですごく可愛いし、その想いの強さが本当に素敵。
本作で応援したくなるカップルNo.1でした!

他のキャラのストーリーは甘々でしたが、白石さんに関しては、甘さはちょっぴりで、大部分は切なさで構成されていた気がします。
白石さんが幸せそうにしていても、どのシーンも切なくて苦しくて、何度も涙腺が緩みそうになりました。

柳 愛時  CV:森田 成一さん

柳さんはやっぱりハイスペック男子でした!
家事を進んでこなしてくれるから、結婚して共働きするなら、相手は柳さんがいいなぁ♪

市香ちゃんが、男女の関係に関して、最も積極的に振舞うのが柳さん相手だったと思います。
市香ちゃんがちょっと肉食系というか、欲望に忠実というか、柳さんをからかったり恥ずかしがらせたりして翻弄するシーンが多かったような気がします。
普段から冷静沈着な柳さんだからこそ、自分の言動によって乱してみたくなるという気持ちはわかるな…。

柳さんと主人公がいちゃついているスチルでは、体格差に萌えました!
私も市香ちゃんみたいに小動物のような体格に生まれれば、乙女ゲームのような素敵なシーンを経験できたんだろうか…。
色っぽいシーンでの柳さんの美麗なスチルは惚れ惚れするほどでした!!

Vita版とSwitch版が発売されている

このカラマリFDについては、私がプレイしたのはVita版でしたが、その後、Switch版も発売されています。

Switch版には、無印「Collar×Malice」とFD「Collar×Malice -Unlimited-」の2作品が収録されているとのことです(参考:公式サイト)。

本日は、『カラーマリス アンリミテッド』の感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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