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Switch版『白と黒のアリス -Twilight line- (ろろアリ FD)』ネタバレなし感想・レビュー

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本日は、乙女ゲーム『白と黒のアリス -Twilight line- (ろろアリ FD)』のネタバレ無しの感想・レビューを書かせていただきます。

Switch版には、本編も含まれますが、この記事ではFDの内容についてのみ触れております。

本編の感想はこちらからご覧いただけます!

ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、すべての方に「ネタバレ無し」と感じていただける内容ではないかもしれません。
その点をご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いです。

この記事の内容
  • 作品のおすすめポイント
  • 作品紹介
  • 全体的な感想
  • 作品の糖度
目次(クリックできます)

『白と黒のアリスFD』のおすすめポイント

  • アフターストーリーと、もう一つの物語が楽しめる
  • FDだけど甘い展開ばかりではない
  • 両想いになった後の吸血シーンは、本編とはまた違った印象
  • ハッピーエンド、バッドエンドともに、攻略キャラからの愛を感じられる

ろろアリFDの作品紹介

(動画引用:公式サイトより)

Lover’s Day

前作の白エンディング・黒エンディング後のアフターストーリー。
苦難を乗り越え、恋人という関係になった二人。

悩んだり、ケンカをしたりしながら、それぞれの世界で穏やかな日々を送っていた。
そして、ある出来事をきっかけに二人の未来を思い描く――。

手を取り合い未来に向かって歩いていく
二人のとびきり甘く幸せな物語。

(引用:公式サイト

Another Line

双子の女王の即位により、混乱していた黒の世界は落ち着きを取り戻しつつあった。

慌ただしい日々を送る主人公たち。
そんなある日、地下室で一人の少年が倒れているのを発見する。
目を覚ました少年は、名前以外の記憶はなく……。

そんな中、黒の世界と白の世界を結ぶ鏡が突然割れてしまう。
そして、それと同時期にある大きな事件が発生する。

記憶がない謎の少年、割れてしまった鏡、
そして重なるように起こった事件。
これらは偶然起こったものなのだろうか。

――これは白と黒の世界にかかわる、もう一つの物語。

(引用:公式サイト

Lover’s Dayの感想

本編の白エンディング・黒エンディング後のアフターストーリー

本編と同様に、主人公を選択すると、攻略キャラが3人に絞られます。

White side(主人公・愛日梨)
Black side(主人公・ルナ)
  • レイン  CV:梅原裕一郎さん
  • ミネット  CV:木村良平さん
  • ネロ  CV:下野 紘さん
  • スノウ  CV:増田俊樹さん
  • ジャック  CV:興津和幸さん
  • カノン  CV:花江夏樹さん

攻略キャラごとに、白エンディングと黒エンディングの2つのエンドがあります。

2つのアフターストーリーが含まれているからか、それぞれのストーリーは短めの印象でした。

ただ甘いだけのストーリーではない

アフターストーリーということで、甘さたっぷりなのかと思いきや、攻略キャラによってかなり差があったように感じました。

キャラによっては、「バッドエンドのその後が描かれているんだっけ?」と思ってしまう瞬間があるくらい、重苦しい雰囲気が漂っていたりして。

その一方で、白エンディングも黒エンディングも、どちらもわりと甘いキャラもいました。

キャラによって糖度に差はあるものの、全体を通して見ると、全部が全部甘々じゃないことによって、メリハリがついている感じで良かったと思います♪

特に印象に残ったカップル

FDらしい甘めのストーリーとして、印象に残ったのは次のカップルでした。

愛日梨ちゃん×ミネット (CV:木村良平さん)

本編の前半では色々と思うところのあったミネットですが、このアフターストーリーでは、良い彼氏っぷりを見せてくれていました!

愛日梨ちゃんのことが大好きで、可愛くて仕方ないミネット。

リップ音が「さすが木村良平さん!」って感じで、お砂糖てんこ盛りの甘々ストーリーでした♡

リップ音たっぷりだけど、身体の触れ合い自体はわりと健全な印象。
なので、色っぽすぎる展開が苦手な方も、安心して見守れると思います。

ルナちゃん×スノウ (CV:増田俊樹さん)

大人な関係を匂わせる描写が多かったのは、ルナちゃん×スノウのカップルだったように思います。

ルナちゃんは、女王としての知識は豊富なのに、男女の関係のことについてはとても疎くて。
無知ゆえの発言で、意図せずスノウを煽ってしまったり、翻弄していました。

スノウはルナちゃんのことを溺愛しているので、ルナちゃんの意思を大切にしてくれるとは思いますが…

それでも、「スノウと付き合っているルナちゃんは、大人の階段を登るのが早そうだなぁ」と感じられるような、色っぽい描写が多かったです。

この2つのカップル以外だと、どの告白シーンもすごく刺さったのがカノンでした。

カノンについては、特に、Another Lineのストーリーが良かったので、この記事の下の方で触れさせていただきます。

Another Lineの感想

黒の世界で女王となった主人公たちのアナザーストーリー

黒の世界で、愛日梨ちゃんとルナちゃんが2人の女王として即位したところから、物語が始まります。

複数の問題や事件が発生し、女王としてそれらを解決していくストーリー。

2人の主人公が仲良く女王としての仕事をこなす様子が微笑ましかったです!

特に、愛日梨ちゃんが女王として頼もしくなっていて、その成長っぷりを見られて良かった♪

Lover’s Dayと同様に、主人公を選択すると、攻略できるキャラが3人に絞られます。

共通ルートの後、選択したキャラとは両想いの状況からのスタートです。
そのため、途中で2人が良い雰囲気になったりもします。

両想いではあるものの、ハッピーエンドのほかに、バッドエンドなども用意されており、どっちに転ぶか分からないドキドキな展開でした!

本編でもアフターストーリーでも解決しなかった問題が、このアナザーラインではスッキリ解決することもあるので、プレイできて良かったです。

3人の新キャラが登場

アナザーラインでは、本編で登場したキャラたちに加え、新たに3人のキャラが登場します。
その3人は、攻略対象ではありません。
ちなみに、男性2名、女性1名です。

新キャラたちの画像はお借りできなかったので、公式サイトのキャラクターページでご覧ください。

どの攻略キャラのルートでも、この3人のキャラが関わってくるのですが、描かれ方がかなり異なっているので、ルートによって彼らの印象がだいぶ違います。

1人の攻略キャラのルートを見ても、新キャラのある側面だけしか見ることができないんです。
FDをフルコンプして初めて、新キャラたちの抱える事情すべてを理解することができるつくりとなっていました。

新キャラたちは、幸せな結末を迎えたり、不幸な結末を迎えたり、はたまた、いつの間にかフェードアウトしていったり…
攻略キャラのルートによって、これだけバリエーション豊かなストーリーを展開できるのはすごいと思いました!

バッドエンドは、わりと残酷でしんどいけれど、愛は感じられた

もともと、『血』がキーワードになっている作品のように感じますが、バッドエンドでは特に血が流れるシーンが多かったです。

ちなみに、ハッピーエンドでも、そこに至る過程では結構ボロボロになるキャラもいました…

わりと残酷な展開があるので、CEROのレーティングがDとされているのは、このためなのかな~と思いました。

バッドエンドでも、攻略キャラからの愛が感じられるような終わり方だったので、切なくて悲しいけれど、嫌な感じはしませんでした。

特に、カノン(CV:花江夏樹さん)が刺さった


カノンは、アフターストリーの方では、他のキャラに比べたら、身体の触れ合いは控えめかと思うのですが、それでも物足りなさを感じないくらい、幸せな気持ちをもらえました!

こちらのアナザーラインの中で、個人的に最も刺さったのがカノンでした♡

本編でも花江さんの演技にメロメロになりましたが、FDの方でさらに花江さん&カノンのファンになりました!
(花江さんキャラが攻略できる他の乙女ゲームも探そうと思います笑)

本編ではケンカップルのイメージが強かったですが、FDの方では、カノンの包容力がすごかった…!

カノンのルナちゃんに話しかけるお声を聴いただけで、「ルナちゃんのことが大好きなんだろうな」って、ビシビシ伝わってくるんですよ!

この深い愛情が感じられるお声、めちゃくちゃ心に響きました!
幸せすぎて、なんか泣きたくなる…

シナリオも花江さんの演技も刺さって、甘くて幸せな気持ちになれたルートでした♡

ストーリー的にも、カノンのアナザーラインが一番丸く収まっていて、サブキャラの印象も良くて、好みでした。

ろろアリFDの糖度は?

Lover’s DayとAnother Lineともに、主人公と攻略キャラが両想いになった後の様子が描かれているので、糖度はそれなりに高めだと思います。

ただ、甘いシーンの描写の仕方は、そのキャラの設定やイメージに合ったものとなっていて。

身体の触れ合いは軽いものだけれど、主人公のことを大切にしてくれていることが感じられるものから。
大人な関係性になる一歩手前と感じられるものまで。

キャラによっては、リップ音が沢山聴けます!

でも、そこまであからさまな色っぽいシーンは含まれておらず、作品全体を通して上品な印象でした。

ろろアリの特徴でもある吸血シーンですが、ここでは恋人同士という関係性なので、より甘く感じられました。

吸血シーンでは、お互いに相手を求める気持ちだったり、信頼する気持ちが描写されているため、吸血が愛情表現の一つというような印象を受けました。

『白と黒のアリス-Twilight line-』は、Vita版とSwitch版が発売中

『白と黒のアリス-Twilight line-』は、Vita版とSwitch版が販売されています。

Switch版には、本編と『白と黒のアリス-Twilight line-』のVita版の2本の作品が含まれています。

現時点では、Switch版は、ソフトよりもダウンロード版の方が手に入りやすいかも?

プレイを始めてから、夏風邪をひいてしまい、なかなか治らなかったため、しばらくプレイできない期間がありました。
そのため、今回の感想はざっくりになってしまったかもしれません…すみません。

本日は、ろろアリFDの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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