こんにちは! 管理人のちはやです。
皆様はどのような年末年始を過ごされたでしょうか?
私は、年末にインフルエンザにかかり、年末年始はほとんど布団の中で過ごしました。
ワクチンを打とうと思っていた矢先のことでした。
さっさと打っておけば良かったと、どれほど後悔したことか…。
せっかくの連休だったのに、自宅待機期間も含めると、ほとんど外出できずに終わりました。
高熱が出ていた期間は、乙女ゲームをする気力すら湧かず、その代わりに、完全に受け身で楽しめるアニメを観ていました。
本日は、この時に観たアニメのお話をさせていただこうと思います。
普段は女性向けの恋愛もののアニメを観ることが多いのですが、今回はちょっと違ったジャンルも観てみました!
『来世は他人がいい』
あらすじ
染井吉乃は祖父である、関西最大の暴力団「桐ヶ谷組」直系「染井組」組長・染井蓮二が決めた縁談相手、
深山霧島の住む、関東最大の暴力団「砥草会」直系「深山一家」のもとで暮らすことになる。吉乃を優しく迎え入れる霧島は、爽やかで人当たりのよい、ヤクザの家系を思わせない好青年。
慣れない土地に不安を抱えていた吉乃は胸をなでおろす。……しかし!!
ある事件をきっかけに、吉乃は霧島の本当の姿を目の当たりにすることになる。
(引用:TVアニメ『来世は他人がいい』イントロダクション)
主要キャラクター・キャスト
『来世は他人がいい』の感想・レビュー
主人公は、暴力団の組長の孫娘・吉乃ちゃん。
祖父が勝手に決めた縁談相手・深山霧島と一緒に暮らすことから物語が始まります。
これだけ聞くと、少女漫画の設定として、ありそうなお話だなぁと思うかもしれません。
しかし、この作品、かなり刺激的でぶっ飛んでいました。
甘々な恋愛ストーリーではなく、ヴァイオレンス有りの大人のラブコメというイメージでした。
吉乃ちゃんは普通の女子高生ですが、負けず嫌いで気が強く、暴力団絡みの人物相手にも啖呵を切るような子。
大阪弁で言いたいことをポンポン言うので、見ていて気持ちが良かったです!
吉乃ちゃんの縁談相手の霧島は、一見穏やかそうに見えますが、かなりのヤバい人物。
さすが、そういう世界の人間だけあって、残酷なことも平気でやってしまいます。
クズな発言が多いので、一周回って面白く感じてきます。
女性の影があったりしますし、清廉潔白なヒーロー像は期待しない方が良いかと(笑)
途中から、吉乃ちゃんと家族同然に育った翔真が登場し、霧島と三角関係と言っていいのか、火花を散らすようなシーンも見られます♡
私は断然、翔真派!!
翔真が登場するようになってから、さらにこの作品が楽しくなりました♪
原作の漫画
原作は、デビュー作『春の呪い』で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位にランクインした小西明日翔先生が描かれています。
『歴史に残る悪女になるぞ』
あらすじ
ヒロインにありがちな“いい子ちゃん発言”が大嫌いだった私が転生したのは、
大好きな乙女ゲームの悪役令嬢アリシア。
念願叶って転生したからには、歴史に残る世界一の悪女になってやる!
そのためには強くて頭もよくないといけない!
── と努力しただけなのに、
悪役令嬢として頑張れば頑張るほど周囲は予想外の反応で……。はたしてアリシアは
歴史に残る悪女になれるのか!?(引用:TVアニメ『歴史に残る悪女になるぞ』イントロダクション)
主要キャラクター・キャスト
『歴史に残る悪女になるぞ』の感想・レビュー
漫画の頃から応援していた作品です!
大好きな乙女ゲームの悪役令嬢に転生した主人公・アリシアちゃんは、タイトルの通り、歴史に残る悪女になるために、努力をしていきます。
悪女を目指しているとは言っても、アリシアちゃんのやっていることは結果的には人助けだったり、国を良くしたりすることなんです。
幼い頃から本当にストイックに努力してきたため、知識、剣術、魔法、どれをとってもかなりのレベルにまで到達しているアリシアちゃん。
チートな能力ではなく、コツコツと地道に努力してきた結果なので、アリシアちゃんにはとても好感が持てました!
アリシアちゃんは、聖女のリズと対立する立場をとっているため、学園内では、聖女を崇拝する生徒たちから嫌われています。
大勢から批判されたり、濡れ衣を着せられたりするアリシアちゃんですが、そんなことはどこ吹く風で、堂々としているアリシアちゃんがカッコいい♡
それに対して、崇拝者に囲まれて、綺麗ごとばかり言っている聖女のリズにはイラっとさせられました。
アリシアちゃんの恋愛についても描かれているのですが、なかなか素直になれなかったりして…微笑ましかったです!
原作の小説と漫画
原作の小説、それを元にコミカライズされた漫画も楽しむことができます。
この作品については、当ブログの悪役令嬢作品特集記事でも取り上げておりますので、もしよろしければ、ご覧くださいませ。
『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』
あらすじ
冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、「全てにおいて、一切の才能がない」
という残酷な判定だった。でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい!
身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を十数年もの間ひたすら磨き続け、
ついには千の剣を弾けるように成長する。しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、
ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらも
それを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。そんなある日、
魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、
ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……!
これは、謙虚な無自覚最強男が、磨き抜いた最底辺スキル【パリイ】で、強者を薙ぎ倒していく物語。
(引用・参考:TVアニメ『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』イントロダクション)
主要キャラクター・キャスト
『俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜』の感想・レビュー
どういうストーリーか全く知らず、「【パリイ】って何だろう?」と思いながら観始めた、この作品。
普段は恋愛作品ばかり選んでみている私なのですが、この作品は恋愛要素が無くても、とても楽しめました。
とにかく、観終わった後の爽快感が素晴らしい!
幼くして両親を亡くした少年ノールは、冒険者を夢見て、王都の複数の養成所で訓練を受けます。
しかし、どこの養成所でも「才能なし」と判定され、山奥の家へ帰ることに。
それでも、ノールは夢を諦めずに、長年一人で修行に励みます。
最低スキルしか使えず自分は弱いと思っているノールが、無自覚のまま武勇伝を作っていくストーリー。
ある基準だけでは、その人の能力を正当に評価できないことってあるんじゃないでしょうか。
そのような基準の網に引っ掛からなかった優秀な人がノールだったのだと思います。
世の中から評価されなくても、腐らずに努力しつづけたノールの姿には、心が動かされました。
また、変にお色気シーンなどが無かったのも、ストーリーに集中できて個人的にはとても良かったです(笑)
大人が観ても楽しめましたが、お子さんと観るにも良さそうな作品だと思いました。
『盾の勇者の成り上がり』
あらすじ
ごく平凡なオタク大学生・岩谷尚文は、 図書館で出会った1冊の本に導かれ異世界へと召喚されてしまう。
与えられた使命は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者の一人「盾の勇者」として、 世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払うこと。
大冒険に胸を膨らませ、仲間とともに旅立った尚文。
ところが、出発から数日目にして裏切りに遭い、金も立場もすべて失ってしまう。
他人を信じられなくなった尚文は奴隷の少女・ラフタリアを使役し、 波に、世界に、立ち向かおうとするが―。
果たして、この絶望的状況を打破することはできるのか? すべてを失った男の成り上がりファンタジー、開幕。
(引用:animate Times作品情報ページ)
主要キャラクター・キャスト
『盾の勇者の成り上がり』の感想・レビュー
主人公の尚文は、「盾の勇者」として異世界に召喚されるも、他の3人の勇者とは異なり、1人だけ酷い扱いを受けます。
自らの置かれた立場に怒りや絶望を覚えながらも、世界に混沌をもたらす災い「波」に立ち向かっていくというストーリー。
尚文は「盾の勇者」ということで、武器は盾なので、基本的には守ることしかできないんです。
なので、誰か攻撃を担ってくれるメンバーがいてくれないと活躍できないのですが、仲間の裏切りに遭い一人ぼっちに。
そこで、奴隷の少女を買って、彼女に戦ってもらおうとします。
特に序盤では、尚文がひどい目に遭い、人間不信に陥っているので、観ていて辛かったです。
尚文は目的のために手段を選べない状況になっているので仕方ないかもしれませんが、悪人ではないけど、善人というわけでもなく。
ちょっと気になってしまう行動も目につきました。
少しずつレベルアップして、チートのようなすごい戦闘力をつけていく尚文。
国中から白い目で見られていた尚文ですが、「波」や他の勇者が起こした問題に対処していくうちに、少しずつ国民からの評価が変わっていきます。
タイトルに「成り上がり」とあるように、最低の立場にあった主人公が死に物狂いで成り上がっていくストーリーでした。
最初に観ていてストレスがあった分、その後の展開でスカッとできて良かったです!
尚文の周りには様々なタイプの美少女や美女が集まっており、ハーレムっぽい雰囲気がある作品。
女の子たちによる尚文のちょっとした取り合いのような展開もあります。
この記事を書いている時点では、Season3までが公開されており、Season4の制作も決定しているそうです。
長編アニメですが、回を重ねるごとに新キャラが加わったり、新たな問題に直面したり、真実が明らかになっていくので、飽きずに楽しめました♪
原作の小説と漫画
原作の小説、それを元にコミカライズされた漫画も楽しむことができます。
『異世界のんびり農家』
あらすじ
孤独な闘病生活の末、命を落とした街尾火楽(ヒラク)。
神様から第二の人生を与えられ、念願の農業生活を始めようと意気込むが……
身体一つで送り出されたのは、魔物だらけの深い森のど真ん中。頼りになるのは、前世で得た知識と、神様から授かった「万能農具」の力のみ。
それでも試行錯誤しながら自分の土地を切り拓いていく火楽のもとには、
吸血鬼やエルフに天使、果てはドラゴンまでが集い、やがて彼の住処は村へと発展していく。のんびりほどほど賑やかに、楽しくドタバタ和やかに、
笑顔の絶えない異世界農業ライフ、「大樹の村」へ、ようこそ!
(引用:TVアニメ『異世界のんびり農家』公式サイトStory/Summary)
主要キャラクター・キャスト
『異世界のんびり農家』の感想・レビュー
主人公の火楽が、「万能農具」のチート能力で、魔物だらけの森を開拓して農業をするというストーリー。
本人は意識していないのですが、少しずつ戦闘力の高い魔物や種族が仲間に加わっていき、周囲から恐れられる村になっていくというところが面白かったです!
集まってくるのが主に可愛い女の子ばかりというところに、男性の夢が詰まっている感じがします。
でも、火楽はすべての女の子に対して紳士的なので、女性が観ても嫌な感じはしない作品のように思いました。
農作業をする女の子たちが、明らかに農作業をする服装じゃないところは気になりました。
せめて布面積をもう少し広くして(笑)
ギャグ要素もあり、時には笑えて、明るくて楽しい作品でした!
ほのぼのした雰囲気の作品ですが、そんな中でも物語に起伏があり、特に田舎暮らしや農業に魅力を感じる方には楽しめると思います。
優しい世界観に癒されたい時におすすめです。
原作の小説と漫画
原作の小説、それを元にコミカライズされた漫画も楽しむことができます。
インフルエンザをきっかけにアニメを観始めたら、他にも色々と観たくなってしまいました!
アニメはそれほど詳しくないので、もしオススメの作品がありましたら教えていただけたら嬉しいです。
最後になりますが、今年も当ブログをよろしくお願いいたします!
お気軽にコメントください!