『ピオフィオーレの晩鐘(Vita版)』ネタバレなし感想

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本日は、Vita版『ピオフィオーレの晩鐘』のネタバレ無しの感想・レビューを書かせていただきます。

こちらの記事は旧ブログから引っ越してきたものなのですが、内容を読み直していて、「初回プレイ時には楊にドキドキさせられていたんだな」と思い出しました。
その後にプレイした【Episodio1926】では二コラに萌えて、そちらの印象が強く残っていたので、自分としては再発見でした!

ネタバレなしを心がけておりますが、多少ネタバレと感じる表現が含まれるかもしれません。
気になる方は閲覧にご注意くださいませ。

目次(クリックできます)

あらすじ

すべての秘密はその街に眠っている――

時は、20世紀初頭。
舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリア『ブルローネ』。
この街を支配するのは、ブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織。
ブルローネで静かに暮らす主人公『リリアーナ』は、 とある事件をきっかけにいずれかの組織へと身を寄せることとなる。
なぜ彼女が狙われるのか。 なぜ彼女は求められるのか。
期せずして鍵を握る存在となった『リリアーナ』は非日常へと巻き込まれていく――。

引用:公式サイト

おすすめポイント

  • マフィアの攻略キャラたちとの、時には命がけの恋愛ストーリー
  • 戦闘シーンも多いが、他のシーンとのバランスが良いので、プレイしていて辛くならない
  • 戦闘力が高く、カッコいい攻略キャラたち
  • 普段は冷徹な攻略キャラたちが、恋人にだけ見せてくれる顔に萌える
魅力的な攻略キャラ♡

全体感想

マフィアの攻略キャラたちとの恋愛

ブルローネという街には、ファルツォーネ、ヴィスコンティ、老鼠という3つのマフィアの組織が存在します。
マフィアといっても、組織によっては、ブルローネという街とそこに住む住民を守りたいという信条を持っているため、住民にただ恐れられるだけの存在ではなく、尊敬されていたり信頼されている一面があったりもします。

本作は、マフィアとは無縁の暮らしをしていた主人公が、ある出来事をきっかけにマフィア絡みの事件に巻き込まれていくというストーリー。
恋愛の過程ももちろん楽しめましたが、一般人であるはずの主人公とマフィアの関係性とは何なのか、少しずつ明らかになっていく点もとても面白かったです♪

攻略キャラが所属する各組織は基本的には互いに対立しているので、あるキャラを攻略する上で、他の攻略キャラが悲しい結末を迎えてしまったりします。
お気に入りのキャラが、他ルートでは悪役っぽかったり、あっさり殺されてしまったりするので、そんな時はちょっと悲しかったです。

この後、キャラ別感想を書かせていただきますが、ネタバレを避けるために隠しキャラには触れておりませんので、その点はご承知おきください。

マフィアとしての顔と恋人としての顔とのギャップに萌える

攻略キャラが主にマフィアなので、残酷表現も少なからずあり、特にバッドエンドはぼやかしてはいるものの、かなり辛い状況を示唆しているようなものもありました。

どのキャラも冷酷な一面を持つ反面、好きになった相手(主人公)にはそれぞれのやり方で大切にしてくれたり甘い態度をとってくれるので、そのギャップの大きさに萌えられる作品だと思います♡

全体的な作品の雰囲気など

イラスト・音楽ともに美しくて、細かいところまで丁寧に作られている印象で、終始うっとりしながらプレイしました。

主人公の視点とは別に、「MEANWHILE STORY」として、他の人物の動向や考えを知ることができるシステムもあって、より深く物語を楽しめました。
そして、そのシーンが切り替わる時に、フィルムが動いているような画像が流れるので、映画を観ているような気分になれる作品でした。

1回目のプレイの時には気づかなかったのですが、各CGにコメントがあります。
その後、見直している時に気づいて、すべてのCGコメントを聴いてみたのですが、各キャラの主人公への想いが伝わってきてすごく良かったです♡
皆様もお見逃しなく~♪

主人公(リリアーナ・アドルナート)

作中ではリリィと呼ばれることが多いです。
主人公は【鍵の乙女】と呼ばれる存在であり、それが理由でマフィア絡みの事件に巻き込まれていきます。

自分よりかなり年上の人に対して、初対面でも全く敬語を使わず名前も呼び捨てにしていて、「おぉ!欧米っぽい!」と感じました。
教会育ちであるため、男性には免疫がなく、恋愛が進展する中で恥じらったりするシーンも多かったです。

リリィちゃんは料理上手で、作中でも色んな料理の名称が出てくるのですが、私にとっては初めて聞くものばかりで(イタリアの郷土料理のようです)、どんなものなのかすごく気になりました。
その料理の腕が、ルートによっては男性キャラとの距離を縮めたりもしていました。

リリィちゃんは、スチルで沢山素敵な衣装を着ていたり、それに合わせて髪型を変えていたりして、すごく可愛くて、見ているのが楽しかったです。

キャラ別感想

ニコラ・フランチェスカ  CV:木村良平さん

ファルツォーネのNo.2という立場にいる二コラ。
ニコラの第一印象は、女性慣れしているというか、「女の子なら誰にでも優しいのかな」といった感じ。
主人公にも最初から優しかったのですが、どこまで本気なのかわからない発言も多く、本心が見えないキャラでした。

それでも、ニコラになら弄ばれてみたいと思ってしまう魅力がありました♪
ニコラの甘い話し方、聴いていると頬がゆるんでしまいます。
個人的には、ニコラは木村さんに演じてほしいキャラのイメージにぴったりでした!

ニコラの行動原理は、ある人物を幸せにすることにあります。
そのために起こした行動によって、ニコラは多方面から誤解を受け、厳しい局面に立たされます。
ニコラの心の内が明らかになると、彼の不器用とも言える一途さに切なくなりました。
一方で、「気持ちはわかるけど、一人で突っ走る前に、本人の意思も確認しようよ!」という気持ちが湧き上がってしまったりも…。

リリィちゃんに本気で愛情表現をし始めたニコラは素敵すぎて、ニヤニヤが止まりませんでした。
ベストエンドの甘々、イチャイチャシーン大好き♡
そして、バッドエンドも、わりと好みでした!

  CV:岡本信彦さん

なんだかんだで一番ドキドキさせられたのが楊でした。
こういう見るからに危険な男に惹かれるのって、なんだか悔しい!

楊は、老鼠の首領という立場にあるのですが、快楽主義というか、刹那的な生き方というか、その思想を理解するのは至難の業です…。
理性で感情を抑えることをしないし、暇つぶしに人を殺すし、自分の死を賭けた闘いでさえも遊びのように捉えています。
こんな人が現実にいたら、私は絶対近づきたくないので、リリィちゃんとの恋愛を遠くからそっと見守るだけでいいです。

楊はこのようなキャラなので、当然主人公から見た第一印象は良いものではありません。
だけど、ここまで来てしまうと、後は評価が上がるだけというか。

最初のうちは、恋愛のドキドキよりも、生存本能的にドキドキしました。
ストーリーが進んでいくうちに、「あれ?これって気遣われてる?」みたいな微かな楊の言動の変化があったりして、そんな楊の様子を見逃すまいと夢中になってしまいました。

楊は主人公に対して所有欲が強いので、そういうところが個人的にツボでした♡
ぶっとんだキャラではありますが、求められる幸せを感じさせてくれました♪
楊ルートに関しては、愛されるか、殺されるか、の極端な二択という感じで、ハッピーエンドに至るのが奇跡に思えて、プレイ後にすごい達成感を感じました。

楊が首領を務めているだけあって、マフィアの組織の中でも老鼠は最も残酷な印象を受けました。
楊の部下である双子のフェイとランは、楊とリリィちゃんがうまくいっている間には、主人公とも和気あいあいとしていて仲良しなのですが、バッドエンドではその態度の豹変ぶりが本当に辛かった…。
双子の件以外でもバッドやゲームオーバーの際に、マフィアらしい残酷さを感じる場面が多かったです。

ちなみに、楊に関しては、他のキャラのルートではほぼ狂人といった感じで登場していました。

ダンテ・ファルツォーネ CV:石川界人さん

ファルツォーネのカポ(=ボス)。
誠実で、不器用ながらも優しい気配りができて、ここぞという時には言葉に出して愛情表現をしてくれるダンテは、「結婚したら幸せになれそう」!と思わせてくれたキャラでした。
楊の後に攻略しているからこそ、余計に、ダンテの紳士的な態度に安心感を覚えました。

ダンテは、最初のうちは不機嫌そうな表情で、主人公にもちょっと高圧的な態度をとっていたので近づきにくい感じでしたが、打ち解けてからは柔らかい表情を見せてくれたり、可愛い一面を見せてくれるようになります。
こういう一見、ポーカーフェイスのキャラが、好きになった女の子のことであたふたするところってすごく好きです!
ダンテがデレた時に、なぜか私まで照れてしまいました。

このルートでは、ファルツォーネの存在意義やダンテの使命が明らかになっていくのが面白かったです。
ストーリーとして一番きれいにまとまっていたというか、恋愛のドキドキと真実が明らかになっていくワクワクのバランスが良くて楽しめた感じがします。

主人公は【鍵の乙女】という、ファルツォーネにとって重要な存在なのですが、そのせいで、主人公とダンテがいい感じになってきても、主人公はダンテが自分を大切にしてくれるのは、自分が【鍵の乙女】だからだと思ってしまうんですよね。
そのモヤモヤを乗り越えて二人の距離が近づいていく過程が、すごく甘酸っぱいなと思いました。

このルートでは、あるキャラの言動がすごーく目につきます。
絶妙なタイミングで、さりげなさを装って二人の仲を邪魔するんですよ…。
私にとっては好きなキャラなので、冷たくされてちょっとだけ悲しかったりもしましたが、その狡猾なところもぜひ楽しんでいただきたいです♪

オルロック  CV:豊永利行さん

オルロックは表向きは各組織に出入りしている情報屋として登場するのですが、次第に素性が明らかになっていきます。

特殊な環境で生きてきたために、一般常識に欠けているような一面も見られますが、子供のような純粋さを持つキャラです。
オルロックには【猊下】という盲信している存在がいて、その指示により、自分の命をかけて主人公を守ろうとします。

初めのうちは、オルロックの言動には自分の考えや感情は含まれておらず、使命を遂行する人形のような印象なのですが、主人公と一緒に過ごしているうちに人間らしさが表れてきます。
【猊下】の命令とリリィちゃんを大切に想う気持ち、この2つが対立してしまった時、オルロックがどうするのかが見どころでした。

オルロックはたどたどしいながらも、リリィちゃんにその時々で一生懸命自分の気持ちを伝えてくれるところがすごく可愛かったです♡
一方で、こんなに可愛いのに、戦闘能力はすごく高くて、意外と頼りがいもありました。
このルートでは、リリィちゃんがお姉さんやお母さん的な感じで、一番包容力を発揮していた印象があります。

実は、攻略サイトを参考にさせていただきながらプレイしていたんですが、初回プレイでハッピーエンドになるはずが、いつの間にかバッドエンドにたどり着いてしまったんです。
心の準備ができていなかったのに、結構グサッとくる辛いバッドだったので印象に残っています…。

ギルバート・レッドフォード  CV:森久保祥太郎さん

ヴィスコンティのボス。
明るくて気さくで、みんなに好かれている、頼りがいのある兄貴タイプのキャラでした。

ギルは薄々は何か勘付いていたとは思うものの、窮地に追い込まれていたリリィちゃんを肩書ではなく一人の女の子として、純粋に親切心から助けてくれるところが好きでした。
「俺の隣がこの街で一番安心できる場所。俺が必ず守ってやる」という自信たっぷりの言葉に、すごく安心感を感じました。

恋愛については、ギルはリリィちゃんのことを好きになっても、リリィちゃんが自分の気持ちに気づくまで、何も言わずに待っていてくれるんです。
個人的には男性側から積極的に来てくれる方が好みですが、こんな風にどっしりと構えているタイプの男性にはまた違った魅力がありますね。

ギルはリリィちゃんへの贈り物やエスコートの仕方などが、すごくスマート!
お店の商品の「ここからここまで全部」っていう買い方、一生に一度でいいから経験してみたいものです。
すべてにおいて大人の余裕を感じさせるところが魅力的でした。

作品全体の中の位置づけとしては、ギルルートは攻略制限がかかっていることもあって、他のキャラのルートでは明らかにならなかった、ある人物の陰謀が明らかになり、次のFINALEへと繋がっていく感じでした。

好きなサブキャラ

レオ・カヴァニス  CV:土岐隼一さん

素敵なサブキャラを発見してしまったので、ちょこっとだけ触れさせていただきます。

レオはファルツォーネの構成員で、特にダンテルートでは主人公の護衛役として登場頻度が高いキャラなんですが、ほんと可愛いんですよ~♡
リリィちゃんのことを純粋に心配してくれる優しい子で、「こんな天使がマフィアに!!」という感じでした。

ファルツォーネの人間なので上の命令には従わなくてはいけないのに、リリィちゃんの希望をできる限り叶えたくて独断で動いてくれるところとか、健気できゅんとしてしまいました。

私がプレイしたのはVita版でしたが、Vita版に3つのコンテンツが追加されたSwitch版も発売されています。

本日は、ピオフィの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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