こんにちは、管理人のちはやです。
先日、初めて「オーチャード・ピクニック」というものに行ってきました。
とても素敵な時間を過ごせましたので、感想を書かせていただきたくて。
もしご興味がありましたら、お付き合いくださいませ!
オーチャード・ピクニックとは?
遠くにアルプスが見え、果物の木々が立ち並ぶ美しい風景の中で ピクニックバスケットをもち、レジャーシートを敷いて、 のんびりとランチを楽しむ。 こんな海外映画のワンシーンのような体験を、今、長野県松川町でお楽しみいただけます。
(引用:OrchardTourism)
果樹園地帯が広がる長野県下伊那郡松川町では、「オーチャード・ツーリズム」として、Orchard(=果樹園)でのレジャーを楽しむことができます。
私が今回楽しませていただいたピクニックは、お料理の入ったバスケットを用意していただいて、果樹園の中でレジャーシートを敷いて、そのお料理をいただくというもの。
他に、「Orchardレストラン」や「Orchardサイクリング」、「シードル醸造所ツアー」なども体験することができるようです(参考:OrchardTourism)。
予約→受け入れ農園さんの決定
ネットでの予約時に、ピクニックをしたい農園さんを第三希望まで記入することができました。
また、コメント欄もありましたので、りんご狩りも楽しめる農園さんをお願いしたいと記入しました。
私は第二希望まで記入していたのですが、どちらの農園さんもその日は受け入れが難しいとのことで、ご担当の方から別の農園になった旨のメールをいただきました。
予約確定メールには、ピクニックセットの受け取り場所や、持ち物等が書かれていました。
ピクニック当日
持ち物
事前にメールで、「飲み物、虫よけスプレー、暖かい上着」を各自用意するようにとお知らせをいただいていました。
飲み物に関しては、ピクニックセットの中に、スープとリンゴジュースは含まれていましたが、お茶などは含まれませんでした。
私がお邪魔した農園さんは、近くに自動販売機等はありませんでした。
農園さんにもよるのかもしれませんが、お茶やお水が欲しい方は念のため持参された方が良いと思われます。
その他に、あると便利だと思ったものを書かせていただきます。
りんごの樹の下とはいえ、屋根のない場所なので、日焼けが気になる方は対策して行った方が良いかも。
肌寒い時期に長時間滞在したい場合には、ブランケットがあると快適に過ごせると思います。
ピクニックセットを受け取ってから農園さんへ
当日の流れは、こんな感じでした。
- 「まつかわ旅の案内所」でピクニックセットを受け取り
- ピクニックをさせていただく農園さんへ移動(自家用車にて)
- 農園のスタッフさんにピクニック可能な場所をご案内いただく
- ピクニック(農園に滞在できる時間帯は、11時~16時)
- ピクニック終了後、ピクニックセットを農園のスタッフさんにお渡しする
私がお邪魔した農園さんは、「まつかわ旅の案内所」から車で5分程度の場所でした。
ピクニックセットを受け取る際に、農園さんの地図もいただけるので、迷うことなくたどり着けました。
ピクニックの様子と感想
農園さんに到着。
りんごの木々に向こう側に壮大な山々が見えて、素晴らしい景観でした!
農園のスタッフさんに、「あそこまでの範囲で、好きな場所にレジャーシートを敷いてもらっていいですよ~」と教えていただき、良さそうな場所を探して、りんご園内をうろうろ。
たわわに実ったりんごの木々の間を歩いているだけでもワクワクします。
良さそうな場所を見つけ、ピクニックセットを広げました。
レジャーシートのほか、食器やおしぼりなども用意されており、いたれりつくせり。
バスケットを開けた途端にテンションが上がってしまうほど、美しく盛り付けられたお料理たち。
新鮮な野菜と果物の美味しさが際立つようなメニューが多かったです。
お料理の下に保冷剤が敷き詰められていて、温度管理にもしっかり気を配ってくださっていたので安心でした!
自分では作れないような凝ったお料理ばかりで、「これは何だろう?」とメニューの紙を見ながら、1品ずつ味わいました。
本当に美味しかった♡
デザートまで用意されていて大満足♪
お食事の量は、大人の女性がお腹いっぱいになるくらいかと思います。
お腹に余裕がある場合には、お食事の後にりんご狩りをさせていただいても良いかも。
お食事の後、家族はレジャーシートの上でお昼寝。
私はりんご園内を散策して写真を撮ったり、野鳥の鳴き声を聞いたりしてのんびり過ごしました。
聞こえるのは、野鳥の鳴き声と、たまに遠くで鳴る野鳥よけの空砲音くらい。
こういう時間、心が洗われるなぁ。
のどかな環境で時間の流れもゆっくりに感じられて…日ごろの疲れが癒されていきます。
基本的には、農園さんに11~16時まで滞在させていただけるようなので、ゆっくり過ごせて嬉しい♡
下の写真は、レジャーシートに寝転んで撮ったものですが、りんご園で寝転がるなんて、なかなかできない体験ですよね!
別の世界に迷い込んだみたいな非日常の風景。
ずっと眺めていられるくらい、素敵な眺めでした。
受け入れてくださった農園さんに感謝
こちらの農園さんでは、りんご狩りも受け入れているので、そちらのエリアは人の出入りがそれなりにありました。
ですが、農園のスタッフさんが「ピクニックだけなら」と、まだ収穫の時期ではないりんごの品種が植えてあるエリアに案内してくださったんです。
案内していただいたエリアは、人の立ち入りが少なめだったので、静かにピクニックできて大満足でした!
写真に写っているりんごがあまり赤くないのは、まだ収穫期が来ていないりんごのエリアだからです。
農園さんからしたら、大切にお世話している果樹園に赤の他人を入れるわけですから、心配だってあると思います。
それなのに、こちらを信用してくださって、自由に過ごさせていただいて…農園さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ピクニックが終わった後に、農園のスタッフさんにピクニックセットをお渡しするのですが、その際にもフレンドリーに色々とお話ししてくださいました。
私たちはピクニックのお食事でお腹がいっぱいになったため、当初予定していたりんご狩りはしませんでした。
その代わりに、農園さんの売店でりんごを購入して帰りました。
地元の資源を活かした素敵なレジャー、応援したい!
私は田舎で生まれ育ったこともあり、自然豊かな環境が大好きです。
地方が元気でいてくれるといいなぁ、と常々思っていますが、地域活性化を成功させるのは難しそうですよね。
現に私の故郷も、少し前まではちょっとしたブームがあったため、観光客の姿がちらほら見られたのですが、最近ではほとんど見かけなくなりました。
今回初めて訪れた松川町さんは、果樹園が多いという地元の特徴や資源を活かして、「オーチャード・ツーリズム」という魅力的なレジャーを提案されていました。
地元に住む方からしたら、果樹園は見慣れた景色の一部だと思います。
でも、町外の人間からすると、果樹園は珍しくて魅力的な存在なんですよね。
私はこのオーチャード・ピクニックを知った時に、
「え!? りんご園の中に入ってピクニックしていいの? しかも、ピクニックセットまで用意していただけるの? ぜひ行ってみたい!」
と、強く心惹かれました。
地元にもともとある果樹園を観光資源として活用し、なおかつ、観光客の心をがっちりと掴む試み。
松川町すごいな、と感銘を受けました。
この試みは、農家さんのご理解とご協力があって初めて実現するものだと思います。
きっとこれまで沢山のご苦労があったことと推察します。
今回、素敵な体験をさせていただいた感謝の気持ちと、このような試みを応援したい気持ちから、記事を書かせていただきました。
Orchardピクニックの詳細情報
松川町では、りんご以外にも様々な果物が育てられているそうです。
次回は、別の果物の果樹園にお邪魔できればと思っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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