『CharadeManiacs(シャレードマニアクス、シャレマニ)』ネタバレなし感想・レビュー

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本日は、『CharadeManiacs(シャレードマニアクス、略称:シャレマニ)』の感想・レビューを書かせていただきます。

この作品に関しては、キャラの攻略順もネタバレと感じる方がいらっしゃるかと思います。
この記事の中でキャラの攻略順にも触れておりますので、一切のネタバレを排除したい方は、プレイ終了後にお読みいただけますようお願いいたします。

ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、すべての方に「ネタバレ無し」と感じていただける内容ではないかもしれません。
その点をご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いです。

目次(クリックできます)

あらすじ

近未来、とある都市。
夏休み間近、平穏な日々を送っていた高校二年生の主人公。
主人公が幼馴染と下校していると、突然目の前に現れた謎の人物に『月が2つ存在する』奇妙な世界へと連れ去られてしまう。

気付いたときには、自分と同じ状況の人間が9人。
主人公たちは異世界から現実世界に戻る為、『異世界配信』と呼ばれるドラマを演じることとなり、仲間たちと協力してドラマをこなしていく。

しかし、10人の仲間の中に自分たちをこの世界へ連れてきた『裏切り者』が紛れている事実を突きつけられてしまう主人公たち。
『裏切り者』の目的は、ドラマが行われる本当の理由は……。

疑心と信頼の間で揺れ動きながら、最後にとるのは誰の手か――

引用:公式サイト

おすすめポイント

  • 異世界が舞台のスリリングなストーリー
  • 誰が『裏切り者』なのか分からない中で、主人公が誰を信じ、好きになるのか
  • 自ルート以外でも、主人公のことを想い続けてくれる男性キャラの存在

全体感想

『裏切り者』の存在…誰を信じるのか?

突然、異世界へと連れ去られ、『異世界配信』と呼ばれるドラマを演じさせられることになった主人公たち。
しかも、一緒に生活しドラマを演じることになったメンバーの中には『裏切り者』がいるらしい。

物語全体を通して、主人公が「誰を信じるのか?」ということに何度も直面し悩みながらも前へ進んでいくという作品でした。

途中、ギスギスした雰囲気になったり、身の危険にさらされたり、わりとスリリングな内容だと感じました。
個人的には恋愛要素を別にしても、純粋にストーリーがすごく面白いと感じました!

誰が『裏切り者』か分からない中で、主人公が1人の男性に惹かれていくという展開にドキドキしました。

9人の攻略キャラ

シャレマニは、攻略キャラが9人もいるんです。
『裏切り者』が含まれているということもあってか、物語を進めていくにしたがって、攻略キャラらしからぬ不穏な表情をするキャラもいて、ちょっとビックリしました。
これだけのキャラがいるのに、どのルートも個性的で楽しめました♪

あるキャラを攻略している時に、他のキャラの秘密が明らかになってきたりするんですが、その情報の小出しにする加減が絶妙で。
興味が芋づる式に引きずり出されて、他のキャラを攻略するのが楽しみになりました!

攻略順について

公式Xにて、ざっくりとした攻略情報が掲載されているものの、それを読んだだけでは誰から攻略したらよいのか、私にはさっぱり分かりませんでした笑

攻略順については、フォロワーさんにお聞きしたり、ネットで調べたりしましたが、プレイしたのがかなり前になりますので、情報源の記憶があいまいになっています。(お許しください…)

ご参考までに私が攻略した順番を載せますが、攻略制限など詳細な情報につきましては、他のサイトさんをご参照くださいませ。(お許しください…2度目)

私は下記の順番で攻略して、特に「攻略順を間違えた!」という印象はありませんでした。

キャラの攻略順(私の場合)
  1. 萬城 トモセ
  2. 明瀬 キョウヤ
  3. 獲端 ケイト
  4. 茅ヶ裂 マモル
  5. 射落 ミズキ
  6. 双巳 リョウイチ
  7. 陀宰 メイ
  8. 凝部 ソウタ
  9. 廃寺 タクミ

主人公・瀬名 ヒヨリ

高校二年生で、萬城トモセと幼なじみ。
現実世界では日常的に妹たちの世話をこなしていたこともあり、年下には異常に世話を焼きたがる性格。
ヒヨリちゃんは、命が危険に晒されるような不安な環境においても、周囲への気遣いができるいい子でした。

『異世界配信』のメンバーの中では唯一の女の子なので、周囲の男性たちは様々な場面で気を使ってくれたりするのですが、それに必要以上に甘えたりせず、また、周囲と意見が対立しても自分の意見を曲げないところが好き♡

キャラ別感想

萬城 トモセ  CV:鈴村 健一さん

ヒヨリちゃんと同じ高校に通う一年生。
主人公の幼なじみで年下キャラって! なんでこんなに心躍るんでしょう!

トモセくんは、序盤からヒヨリちゃんに対して何か想いを抱いているような素振りを見せてくるんです。
自分よりもヒヨリちゃんを優先するような言動や、「自分が彼女を守る!」という気持ちが強く表れているセリフが多くて、きゅんとしました。

他のキャラのルートでも、トモセくんのスタンスは変わらなくて…
ホントこういう一途なキャラっていいですね♡
不憫なキミも好きだ♪

トモセくんは現実世界では演劇部に所属していることもあり、『異世界配信』のドラマをうまくこなしていきます。
ヒヨリちゃんにとっては苦痛である『異世界配信』ですが、トモセくんはそこまで嫌ではないようで…。

他のキャラたちと比べると、すでに幼なじみという間柄で信頼関係もあるのでスムーズにいくのかと思いきや。
トモセくんは真っすぐなのに不器用というか、想いを屈折させてしまっているというか、簡単には前へ進めない2人の関係を見ているのが楽しかったです♪

明瀬 キョウヤ  CV:斉藤 壮馬さん

技術高専に通う青年。
明るくて正義感が強くて、ヒーローっぽい印象を受けるキャラでした。

最初のうちはただただカッコよくて頼りになる印象なのですが、親密度が上がっていくと弱い面も見せてくれるようになって。
そんなキョウヤくんをヒヨリちゃんが支えたりもして。
爽やかで可愛らしい感じのカップルでした!

好感度の高い最初の印象がそれほど崩れない、安定感のあるキャラだった気がします。

獲端 ケイト   CV:前野 智昭さん

口が悪くてすぐに喧嘩腰になりますが、実は、料理上手でお母さんのような面も。

最初のうちは不機嫌だし怒ってばかりで、どうしたものかと思っていたのですが…。
次第に、冷たい態度の中にも時々優しさを見せてくれるようになって、ドキッとさせられました。

ヒヨリちゃんに対しては結構ヒドイ言動の連続だったので、攻略しがいのあるキャラだったという印象です。
このルートでは、ヒヨリちゃんがケイトくんと口喧嘩で言いたいことをポンポン言い合ってて、「そんな気安い関係っていいなぁ」と思いました。

最初が最初だった分、ラストはめちゃくちゃ幸せな気分になりました♡

茅ヶ裂 マモル  CV:浪川 大輔さん

優しくておっとりしている印象で、争い事を避けようとする温和な性格。
でも、ふとした時に、自分自身に対して過度にネガティブな言動をします。
物語を進めていくと、その原因が明らかになってくるのですが、それがほんと悲しくて…。

ある時点では、ヒヨリちゃんは茅ヶ裂さんを無意識に傷つけてしてしまっていたのですが、その後のリカバーがすごかった!!

射落 ミズキ  CV:緒方 恵美さん

性別不詳の外見をしている、メンバー内の最年長。
みんなの意見を取りまとめたり、雰囲気が悪くなった時などにはとりなしてくれたりします。

射落さんは常に大人の余裕というようなものがあって、それに妙に距離が近かったりして、ヒヨリちゃんをドキマギさせてばかりだった気がします。
それに対して、射落さんは周囲に影響されないというか、常に飄々としているので、なかなか本心が読めないんですよね。

だから、ある二つの大事なものを天秤にかけられて選択を迫られる場面があるのですが、どちらを選ぶのか分からなくて展開にドキドキしました。

双巳 リョウイチ  CV:関 智一さん

美術の専門学校に通っており、シルバークラフトを趣味としています。

最初は「頼りがいのあるいいお兄さん」という印象でしたが、ヒヨリちゃんは双巳さんを時折怖いと感じるようになります。
優しいけれど、どこか壁がある、底知れない何かがある。
恋愛的な意味じゃなく、病んでいるというか…。


個人的には「この人と恋愛するのは大変そうだなぁ」と感じたので、ヒヨリちゃんが押せ押せで頑張る姿に純粋にスゴイと思いました!

陀宰 メイ  CV:古川 慎さん

口数が少なく、そっけないものの、すごく優しい性格です。
女性慣れしていないようで、ヒヨリちゃんと接する時にはちょっとしたことで照れたりして可愛い♡

他のキャラたちが個性的すぎて、陀宰くんが一見地味に見えてしまう気もするのですが、じわじわとその魅力が明らかになっていきます。
一途だし、他人のために自分を犠牲にしてしまうほどのいい人なので、ほんとに幸せになってほしい!

誰かを信じることの難しさを最も感じるルートであるとともに、ストーリーに心揺さぶられたルートでもありました。
エンディングが甘くて、すごく良かったです♡

凝部 ソウタ  CV:松岡 禎丞さん

ヒヨリちゃんと同じ高校に通っているらしいのですが、ヒヨリちゃんは彼に見覚えがないようです。

みんなの不信感を煽ったり、その場の雰囲気を全く考慮しないような発言をするので、それが人の和を乱すことになったりもします。
序盤からヒヨリちゃんを口説くような発言もするのですが、ノリが軽いので本気で言っているのか分かりません。

ソウタくんは頭の回転が速く、詭弁を弄するのが好きで、真実と嘘をフラフラと彷徨っているような人。
ヒヨリちゃんはソウタくんのことがなかなか掴めずにいたのですが、言葉ではなく行動を見て判断するようにしてからは真実が見えてきます。

ソウタくんはふざけている時には騒がしいのですが、ふとした瞬間に見せる真剣な表情、それに伴って声音が変わった時の透明感にきゅんとさせられました。

このルートでは、他のあるキャラの好感度と不憫度が上がりました。

廃寺 タクミ  CV:岡本 信彦さん

何も知らないようでいて、時折何かを知っているような様子も見せる不思議な存在です。

ヒヨリちゃんは廃寺くんを弟のような存在として可愛がり世話を焼きます。
そして、廃寺くんと接するうちに、その言動に違和感を感じるようになります。

廃寺くんはヒヨリちゃんによく触れたがるので、スチル的には甘いシーンも多いのですが、その行動は男性としての欲というよりは、もっと純粋なものからきているように感じられました。

長年孤独を感じてきた廃寺くんが、ヒヨリちゃんの存在によってどう変わっていくのか、温かい気持ちで見守りました♪

Vita版とSwitch版、どちらをプレイされてもOK

シャレードマニアクスは、Vita版とSwitch版が発売されています。
Vita版からSwitch版へ移植されるにあたり、追加要素の情報を見つけることはできませんでした(参考:公式サイト)。
ですので、お好きな方をプレイされてOKかと思います。


また、『CharadeManiacs for iOS & Android』も配信されているようです。

本日は、シャレマニの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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