『BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ)』ネタバレなし感想・レビュー

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本日は、『BUSTAFELLOWS(バスタフェロウズ、略称:バスタフェ)』の感想・レビューを書かせていただきます。

ネタバレしないよう配慮しておりますが、感想を書くにあたり最低限の情報は載せています。
そのため、すべての方に「ネタバレ無し」と感じていただける内容ではないかもしれません。
その点をご理解いただいた上でお読みいただけますと幸いです。

目次(クリックできます)

ストーリー

アメリカ東部の街、ニューシーグ。
悪徳弁護士と名高い『リンボ・フィッツジェラルド』は、急な弁護の依頼を受け警察署へと向かった。
そこで出会った男は「この面会がなければリンボは死んでしまう運命だった」と言う。
奇妙な話に困惑するリンボ。そして男は、まるで女のような不自然な口調で言った。

”今日”は私にとっては再放送なの。
私はあなたが死ぬのをこの目で見た。

公式サイト

キャラクター・キャスト

主人公(テウタちゃん)のボイスあり♪
5人の攻略キャラ
  • テウタ  CV:近藤唯さん
  • リンボ  CV:KENNさん
  • シュウ  CV:細谷佳正さん
  • ヘルべチカ  CV:吉野裕行さん
  • モズ  CV:福山潤さん
  • スケアクロウ  CV:白井悠介さん

(参考:公式サイト

おすすめポイント

  • 主人公が自分の意見をしっかり主張する
  • 洋画を観ているような感覚で、物語の世界観にどっぷり浸かれる
  • 恋愛の過程が丁寧に描かれていて、プレイヤーの気持ちがついていけるようなストーリー展開
  • 事件の真相解明にかかわるストーリーに、ハラハラさせられて目が離せない
  • 「悪」とは何か、プレイ後も考えさせられる
  • 衝撃的なラスト

感想

感想をまとめるのが難しいと感じた原因について、私の力不足が一番の原因だと思いますが。

それ以外に挙げるとしたら、

  • 事件が多くの人物の視点から描かれていること
  • 恋愛を描きつつ、事件の真相解明にも重きを置いていること

といったところかと思います。

主人公のテウタちゃんと攻略キャラ目線でストーリー展開していくことはもちろん、他にもスポットを当てられているキャラが複数います。
多くの人物の視点で事件が描かれているため、良い意味で複雑な構造になっていて、それがまたこの作品の面白さにもつながっていると思いました。
(なのに、その魅力をしっかり伝えきれそうになくて申し訳ありません…。)

では、ポイントを絞って感想を書かせていただきます。

洋画を観ているような気分になる

背景がとても美しく、作中で出てくるスマホの画面などもリアルで、臨場感があります。
舞台がアメリカということもあって、洋画を観ているような気分で楽しめる作品です。

シーンが切り替わるときに、キャラたちが文字化されていないセリフをしゃべりつつフェードアウトしていくところなど、乙女ゲームとしては新鮮で、とても印象的でした。

主人公・テウタちゃんの存在感が大きい

主人公・テウタ  CV:近藤 唯さん

テウタちゃんは、ニューシーグで活動するフリージャーナリスト。
「他人になって時間を遡る」という不思議な能力を持っています。(引用・参考:公式サイト

この能力はテウタちゃんにはコントロールできない部分が大きく、例えば、時間を遡った時にテウタちゃんがどこで誰の中に入っているのか分かりません。
また、遡りたい過去の時間に必ずしも遡れるわけでもありません。
こういった制限はじれったく感じることもありましたが、だからこそ物語をより面白く感じられたのだと思います。

テウタちゃんは明るくてユーモアがあって、自分の意見がしっかり言える子。
作中ではテウタちゃんの個性がしっかり描かれていて存在感が大きいため、私は完全にテウタちゃんの恋愛を見守るという立場でプレイしていました。

あくまでも個人的な印象ですが、自己投影して楽しむというよりは、第三者視点で楽しむのに向いている作品かなぁと思いました。

登場人物たちのセリフがとにかくいい!

作中では、深いセリフがところどころに出てきて、「良いこと言うなぁ」と思いながらプレイしていました。
作品の設定は非現実的なところもあるのに、セリフは現実にもフィットするような内容で、私の心にとても響きました♪

恋愛はほどよい甘さ

恋愛に関しては、ときめきがズキューンとくるのではなくて、ジワジワくる感じ。
攻略キャラとテウタちゃんのやり取りがすごく自然で。
しっかり対話をし、お互いを理解していく様子が本当に良かった!

テウタちゃんは外見も可愛いのですが、男性陣はきちんとテウタちゃんの内面を好きになっているんだなと感じるストーリー展開でした。

甘々とまでは言えませんが、こちらの気持ちがついていけるような恋愛ストーリーが描かれていて、見ていて笑顔になれるような作品でした。

好きなキャラはモズでした♪

モズ  CV:福山 潤さん

法医学研究室の研究員であり、検死局の主任を務める検死官。(引用:公式サイト
自分が心から興味を持てることを仕事にしていて、理系のオタクという感じもありますが、私はこういう人、大好きです♡

好きなことを仕事にできるっていいなぁと思うし、それに打ち込んでいる男性も好き。
モズは、ビジュアルも中身もタイプでした♡

テウタちゃんとのやり取りの中で、静かに見守っていてくれて、話をじっくり聞いてくれるところが素敵!
聞き上手な男性って、私はこれまでの人生であまり出会っていないかも…。
こういう人、現実でそばにいて欲しい。

「悪」とは何か?

「あざやかな悪に染まれ。」というキャッチフレーズがついている本作品。

この作品では、ある社会問題と、それに関わる人々を通して、「悪」について考えさせられます。
違法なことは確実に「悪」と言えるでしょうが、逆に、法律に反していなければ、どんなことをしても「悪」ではないのか?

投げかけられた疑問に、何が正しいのか答えが出ないまま、プレイを終えた後もそれが心に刺さっている感じがしました。

ラストが衝撃的

最後に解放されるルートがとてもショッキングなんです!!

ラストは、「え?どっち…どっちなの?!」と気になって仕方ない!!
プレイヤーの捉え方次第で、どちらにも受け取れるような終わり方でした。

このキャラにすべて持っていかれた感じで、強烈な余韻が残りました。
『BUSTAFELLOWS season2』に、このキャラが再登場するか否かが、私の一番の関心事です!

もっと上手く感想を書きたいのに、書きたいことの半分も書けていない気がしますが…。
ネタバレなしで感想を書くと、これが今の私の限界みたいです。
今後もう少しマシな文章を書けるように努力しますね!

本日はバスタフェの感想にお付き合いくださいまして、ありがとうございました!

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